幕末、文久三年――。
主人公である幸村千鶴は、江戸育ちの蘭医者の娘。
父の綱道は娘を離れ京都で仕事をしていたはずだった。
連絡が取れなくなった父を心配した異鶴は京都を訪れる。
千鶴がそこで見たのは、血に飢える化け物を切り伏せる新選組の隊士だった――。
新選組と奇なる縁により結ばれる千鶴。
行方不明の父を捜す内に主人公の前に現れる謎の刺客たち。
やがて明らかになる新選組の秘密――羅刹の存在――。
狂った時代で、理想と信念を胸に刃を振るう男達。
幕末の争いの影で、新選組の闇の戦いが始まる――。
(公式サイトより引用)
秘密とか言う割に公式サイトとかで解説してるよな……なんて思っちゃダメですよね、わかります。
乙女ゲーなのに主人公は個性ができあがっていて、「一人の人間」なので、慣れないとイライラするかもしれません。
選択肢も少なく、ゲームをしているというより小説を読んでいる感覚に近いです。
攻略キャラは6人と、それほど少なくはないのに、どのキャラも丁寧に描かれています。
全体的に切なくて悲しい話です。死人も出てきます。
でも、報われない訳じゃなくて、仲間への想いなどが伝わってきて本当に男らしい人たちばかりだと思いました。
個人的には新八も山南さんも大鳥さんも鬼側の人たちも攻略したかったです。
スチルは美麗で、ストーリーもボリュームがあり、声優さんも豪華で、おまけの戦友絵巻も萌えます。
平助くんが可愛すぎて死にそうです。