薔薇のマリア(1) 夢追い女王は永遠に眠れ | 仮名:A子の萌え転がりレビュー

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薔薇のマリア〈1〉夢追い女王は永遠に眠れ (角川スニーカー文庫)/十文字 青

 サンランド無統治王国の首都エルデン。伝説の王により異界生物が封印された「蓋」の上に築かれた町で繰り広げられる、美しい主人公マリアと、愛すべき仲間達の物語。

 全く新しいネオファンタジー、衝撃のスタート!

 (公式サイトより引用)



この巻がシリーズの中で一番最初に発売されたんですが、それより先に『薔薇のマリアVer0 僕の蹉跌と再生の日々』を読んでおくことをオススメします。今作の2ヶ月前の話を書いています。

世界観は、好きです。

でかくて立派な舞台の上でピクニックをするような漢字のアンバランスなゆるさがあります。

キャラクターも個性的で面白くて抜けてる漢字の人たちが多くて、お互いの足りないところを補い合いながら戦ってる感じがいいですね。

ユリカ可愛いです。主人公が少し卑屈すぎるかもしれませんが……。

できれば、今作のラスボスである“夢追い女王”についてももっと詳しく書いて欲しかったです。