デュラララ!! | 仮名:A子の萌え転がりレビュー

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レビューとは名ばかりの萌え転がり日記

デュラララ!! (電撃文庫 (0917))/成田 良悟

 これは歪んだ物語。歪んだ恋の、物語。

 東京・池袋。そこにはキレた奴らが集う。 非日常に憧れる少年、喧嘩上等のチンピラ、ストーカーもどきの電波娘、趣味で情報屋を営む青年、ヤバイ患者専門の闇医者、魔物に見せられた高校生、そして漆黒のバイクを駆る“首なしライダー”。

 そんな彼らが繰り広げる物語は痛快なほどマトモじゃない。

 だが、彼らは歪んでいるけれども――恋だってするのだ。

 (公式サイトより引用)



アニメから入りました。

アニメ1話で置いてけぼり喰らってて挫折しそうになったんですけど、ちゃんと読んだらついて行けるし勢いが原作そのままで面白い!

「常人」とは一つ二つぐらい感覚が違ってる人たちばかりなのに、何故かみんな人間くさいです。

個人的には主人公の“首なしライダー”が一番所帯じみてる感じがします。一番人間に遠いのに。

伏線とかも貼ってあって、二度読みして「ああ、あのことか!」と気づくような、そんな感じです。

とにかく勢いがあってぐいぐい引っ張っていってくれます。

勢いについて行けないと読みづらいかな?最初3ページぐらい立ち読みしてみてもいいと思います。

角川のライトノベルに比べると割高感がありますが、その分ボリュームがありますよ。