「飼い慣らす」 | 紙飛行機の憂鬱

紙飛行機の憂鬱

自分の創作の全てを表せたらと思い、あえて始めました。
お目に留まれたら幸いです。

宇宙に人が出て行く時代に

小さな世界に閉じこもり

一人孤独に浸ってる

 

出かける事もままならず

自分の部屋の中でさえ

蹲るのが日々日常

 

外界で起こる出来事も

気にしているのかいないのか

把握できないもどかしさ

 

はやぶさ2は果てしない

浪漫を求め宙を飛び

遥か彼方の惑星へ

 

時間を超えたその旅の

結末なんかは気にしても

所詮他人事上の空

 

自分の事も持て余し

ただ悪戯に時過ごし

時間に翻弄される日々

 

何がほんとに楽しいか

生きているのも絵空事

そんな孤独を飼い慣らす