楽譜の中の音符のように
浮き沈みする人の人生
明るくなるのか暗くなるのか
それは音符の配置次第
ドレミファソラシド上がってゆけば
今日の調子は上り調子に
奏でる旋律軽やかに流れ
メジャーな曲調心も軽く
けれども時には不協和音が
流れてくれば調子も崩し
不快なメロディー心に詰まり
人との仲さえぎこちなく
長く伸びるか刻んだ音か
重なるリズムに手足を取られ
思うようには動けないのか
読み切れない音符のように
得意な人も苦手な人も
弾ける音符に支配されつつ
生きてゆくのかその人生を
楽譜に刻んだ調べのように