あぁこの空しさは何なんだ
取り残されたこの感覚
ぼくだけ一人捨てられて
宇宙のごみになる気分
回り回ってどこかしこ
行く当てのない逃避行
やがて弾かれ視界から
消えゆくような儚さに
あぁこの空しさは何なんだ
気が付きゃ心が痛くって
傷の手当てを望んでる
重症患者の人のよう
心の傷に塗る薬
誰か持っていませんか
とても一人じゃ耐えきれず
思わず叫んでしまいそう
あぁこの空しさは何なんだ
いつしか味わうこの苦痛
何もここまでこの僕を
傷つけなくてもいいじゃない
誰かに縋りたいけれど
救いの手さえ見つからず
自分で自分を傷つける
自傷行為の成れの果て
あぁこの空しさは何なんだ
心が勝手に泣いている