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アドラー心理学の中で、個人的にも好きな考え方の1つに

 

課題の分離(自分の課題と他者の課題を分離する。)

 

というものがあります。

 

アドラーは「人から認めてもらいたい。」という承認欲求を否定します。

 

アドラーは「人は他者の期待を満たすために生きているのではない。

 

という自分の課題と他者の課題を分離する立場をとっています。

 

また「他者も同様に、あなたの期待を満たすために生きているのではない。」としています。

 

他者の承認を求め、他者の評価ばかりを気にしていると最終的には

 

他者の人生を生きることになる。

 

と警鐘を鳴らしています。

 

これは親子関係などにも適応される考え方ですが、

 

リハビリにも応用が出来る考え方だと思います。

 

クライアントは治療者やセラピストにほめられたり認められたりするために、

 

治療に取り組んでいるわけではなく、

 

クライアント自身のために取り組んでいると考えます。

 

そしてクライアントの課題を良い意味で分離します。

 

そのためには上下の縦の関係ではなく、

 

横の関係」という概念を基に関係づくりをする必要があります。

 

お互いに意見を言い合える対等な関係です。

 

そしてほめるのではなく、感謝することが重要としています。

 

「・・・をありがとう!」ですね。


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最近ブームになった本「嫌われる勇気」ですが、

 

この本のベースとなるアドラー心理学は、

リハビリにも応用ができそうなので紹介します。

 

アドラーは向き合うべき人生の課題

 

行動面の目標として

    自立すること

    社会と調和して暮らせること

 

この行動を支える心理面の目標として

    わたしには能力がある、という意識

    人々はわたしの仲間である、という意識

 

と提唱しています。

 

そして幸福とは誰かの役に立っているという貢献感であると定義しています。

 

この貢献感は、主観的であって構わないとしています。

 

これはリハビリにも応用ができそうです。

 

例えばクライアントにNEEDSに沿った役割を任せ、遂行されたときに

 

「ありがとう」などの感謝の言葉をかけることで、

 

クライアントは貢献感を持つことができ、幸福を感じられるわけですね。

 

「今の自分にできることがある。」「私には能力がある。」

という意識、自信を取り戻せるのです。

 

 

では、疾患や加齢で能力が低下し何も行動で貢献できなくなった人については

 

どうするのか、

 

それに対してアドラーは

人は存在しているだけで価値がある。」としています。

 

能力が失われすっかり自信を喪失し、

 

「消えたい」などのネガティブな発言をされるクライアントさんに対し、

 

「○○さんは▲▲(家族さんなど)にとって大切な存在なのですよ。」と声をかける。

 

あるいは家族のいない方に対しては、

 

「○○さんがいなくなってしまったら僕(私)は寂しいですよ。」と声をかけることで、

 

自分が存在していることで貢献できている、

という幸福を感じていただく。

 

これもアドラー的なリハビリテーションといえると思います。

 

 

アドラー心理学はリハビリに応用できることがたくさんありますので、

 

次回も引き続き紹介していきたいと思います。

 


筋トレは、

いい点も悪い点もあるので、有効に活用することが大事です。

筋トレをすることで、

高齢者であれば転倒予防などを期待することができる、という研究報告があります。

その一方で、筋トレをすると動脈硬化になる、という研究報告があります。

2003年の報告によると、

継続的な筋トレを長期間継続している中年者では、

循環器疾患の危険因子のひとつである頸動脈のコンプライアンス(血管内皮の柔軟性)や

血管内皮の肥厚度の指標が有意に悪化していた。
とのことです。

頑張って負荷のかかる筋トレばかりをするとどうなるかは、

何度かこのブログでも書いてきました。(以下リンク参照)

激しい運動ばかりをするとどうなるか。

頑張るということ。


健康維持病気予防のためであれば、

キツいハードなトレーニングよりも、楽しみながらできる体操を、

適当にゆるゆるした方が圧倒的に良いわけです。

頑張ることよりも、楽しむことが大事なんですね。

スポーツなどのための体づくりであれば、

筋トレとあわせて、体のケアも大変重要になるわけです。

肥大させた筋肉をケアしてポンプできる状態にしなくては、

硬く循環の悪い身体となり、老廃物、疲労物質は蓄積していく一方です。

名古屋にて、佐藤先生直伝の勉強会に参加してきました。


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先生は、手技を目の前で公開、

次々に、肩が痛い、腰が痛い、膝が痛い、といった方々を

立ったまま、あるいは座ったまま、

ものの1~2分程度で痛みを取りっていきました。

介入後みんな関節可動域の大きな変化や歩行姿勢の変化が出ていました。

理論も大変わかりやすく説明いただきました。

さらに、幸福について、ホルモンについて、貴重な講演が聞けました。

治療台がなくても痛みが取れる!

立ったまま、座ったまま変化が出せる!

臨床で活かしていきたいです。

 

内海聡Dr「森のセラピー音」で薬いらず!病気知らず!

 

という自然音CD付きの本があるのですが、

非常におススメです。


 

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自然界の音には不規則なゆらぎ(「1/fゆらぎ」と呼ばれることも)が含まれており、

 

このゆらぎが、リラックス状態を作る脳波を生み出し、

 

体の種々の不調を改善する手助けにもなるというものです。

 

実際にこのCDを聞くと、非常に気持ちが落ち着き

 

森林の中で休憩している感覚に近いものを感じます。

 

森林の中で受けるリフレッシュ効果は、

 

音によるものも大きいということを実感しました。

 

最近寝る前はいつも聞いています。

 

家族にも人気で、休日は家のリビングで流しっ放しにすることもあります。

 

ぐずっていた娘も良眠することもあります。

 

もし僕が「おススメのCDは何?」と聞かれたら、

 

今までであれば、「フリッパーズギターのカメラトーク

と答えていたでしょうが、

 

今は「内海聡Drの森のセラピー音」と答えると思います。

 

リンアパケアをしながら聴くも良いし、

 

リハビリをしながら聴くも良い、

呼吸法、瞑想をしながら聴くも良いし、

 

自然音なのであらゆる健康法との相性が圧倒的に良いのです。