ママさんバレーの繋ぎ | 亀青小学校 PTAスポーツ部

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亀青小学校PTAのスポーツ部(ソフトボール、バレーボール、卓球)のブログです。

前回は主に守備についてコメントしました。

・ブロックは止めようとせず、方向を制限する

・レシーブは構えて“待つ”

・カバーの意識

9人制では守備が1番大事だと考えています。9人もいるからお見合いも多いし、失点は自軍にボールがある時に発生します。


今回は【繋ぎ】についてです。レシーブしたボールは必ずセッターに返るとは限りません。ママさんだと尚更です。

また、難しい表現になりますが『上手にレシーブしよう』とすると無駄に腕を振ってしまったりしてミスを誘発してしまいます。まずは1歩動いて、ボールの正面に体を持っていきましょう。体のどこかに当たれば“次”に繋がります。


ボールは誰かしら触れば“次”があります。繋ぐ事ができれば失点を防げるので勝ちに繋がります。


例えばサーブが強い相手の場合に、バックライトがレシーブする際には、レフトオープンにはね返る可能性があります。「あ、あっちに飛んだ!」と他人事ではなく次のカバーに備えましょう。


ここで今回のテーマの繋ぎについて



相手サーブをバックライトが、、、は既述しましたが、青線のボールは緑線方向に飛ぶ可能性があります。その後には若干の『セオリー』があります。


コートの左方向のカバーに入った選手は、ライトオープンに二段トスをしましょう。セオリーは難しくなく、次にプレイする人に優しい方向のボールが好ましいです。


【良い例】

バックレフトから二段トスをライトにあげると、ライトは開いて待つ時に角度を持った方向で待つとこができて、多少トスが乱れてもクロス方向(トスと直角)には比較的安易に返す事ができます。強打でなくても打つ方向と視線が一致するので簡単な選択ができます。1回の視野にボールも打ち出し方向も入る方が簡単にプレーできます。


【悪い例】ダメではありません。セオリー通りではないという意味です。

バックレフトからレフトにあげてしまうと、レフトアタッカーはほぼ真後ろからくるボールを返す必要が出てきます。直角に待つにはかなり開く必要がありますが、ドタバタしている時に開く余裕はなかなかありません。そしてレフトは無理な体勢でボールを処理、まさに処理するだけになってしまいます。


これは全てのプレーヤーに通じる事ですが、例えばパスも低いパスよりは高いパスの方が貰い手には時間ができるため簡単に受け取る事ができます。

もっと簡単にやるには、声を出して呼んであげるのがよいかもしれません。「◯◯さん!」呼びながらトスするのも良いかと思います。貰い手も声を掛けてあげるともっとよい結果が得られると思います。この場合はライトの人が「ライト!」と呼んであげることで、多少トスが乱れてもセミとお見合いになる事はなくなります。


繋ぐバレーはお互いに助け合う事です。ミスした人を責めるよりは、カバーできていないまわりの選手がもっと成長してしまいましょうね。カバーのコツは『率先して』『声を出して』落下点に素早く入って待ちましょう。その方が楽しめます!(^O^)その際にぶつかる危険の話題になりがちですが、体同士であれば怪我のリスクは少ないです。手だけで行く方が危険です。


※補足

上記図でサーブカットのポジションは、まず前の4人が均等に並びます。

サーバーに向かって若干扇形、そして多少凸凹になった方がぶつかる可能性は低下します。

その4人の間にサーバーが見える位置に後ろの3人はポジショニングしましょう。

残った2人はネット側に来たボールを繋ぐか返すか素早く判断です!


※強化に関して

今のサーブレシーブのポジションからわかる事があります。自分がサーバー(攻撃側)の時にはどこを狙うか。考えてみましょう。