ママさんバレーの守備 | 亀青小学校 PTAスポーツ部

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亀青小学校PTAのスポーツ部(ソフトボール、バレーボール、卓球)のブログです。

春の兆しが感じられる今日この頃、


3回にわたってママさんバレーボールについて書かせて頂こうかと思います。(プロの指導者ではないので、甘めに見てください!笑)


9人制のオーソドックスなポジションは、前衛5名(セッター含む)とハーフセン、そして後衛(バック)3人となります。なおコートは9m×9mです。練習では9mを意識した練習が効果的ですね。(例:3mのパス練、4.5mのトス、9mの二段トス。)



今回は《守備》編です。

9人もコート内にいるので、なかなか入らない事が多い印象ですが、まずブロック。これは6人制と違い、オーバーネットを取られやすいですし、必ずマンツーマンになるので、意識することは【ブロック=第1の壁】です。シャットアウトする(止める)事は考えずに、方向を制限する事が重要だと考えます。

相手のオープン攻撃に対しては



このように陣取るのがよいでしょう。ブロックは対面のオープンとセミが第1の壁になります。オープンがストレート方向に、すぐ隣にセミがくっ付きます。【壁】なので隙間は無い方が強固ですね。

バック1枚とセッターとハーフセンが第2の壁、ここは主にブロックカバーが主になります。フェイントカバーも含まれます。



強打はクロスに遠い方のバックとセミに来る可能性が高いでしょう。ポジシャン取りにこだわるよりも、打たれる瞬間には両足はコートについていて、手は構えて目線を安定させて“受ける”準備をしましょう。

動きながらや目線がズレている状況ではよいレシーブはできません。

また、バックセンは全体のカバーです。ブロックに跳ねた球や、強打を後ろにそらせた球を待ちます。

近いバックは、ストレートを警戒しつつアウトジャッジがしやすいようにライン際に立つのが簡単かもしれません。バックレフトであれば、左足をラインに乗せておけばジャッジしやすくなります。


次に相手のセミ攻撃です。セミ攻撃はオープンよりも時間が早く構える準備ができない事が多いですが、先述の通り“構えて待つ”事が大事だと考えます。第一の壁(ブロック)は、対面のセミとセッターが行います。



早い攻撃になるので、止めるというよりは手を出して遅延させる事に重点を置いて、サボらずに頑張って飛びましょう。

相手のセミはカットして打つ事が多いです。



ブロックに飛んでいない前衛3名は、とにかくボールを見ましょう。早い攻撃の分、そこまでの強打は来ないと思います。しっかり待って、構えておけば取れる可能性が高いです。

同じくセミは早い分、ちょこんと合わせてくる事も多いので、両サイドのバックとハーフセンは前に詰めて、球を落とされないように警戒しましょう。


ざっと書きましたが、お気付きのように『セミ』ポジションの人はブロックに飛んだり近くからの強打に備えたりとても忙しいです。次の攻撃準備も考えるとさらにやる事が増えます。(その辺は後日)

6人制には無いセミポジションを楽しんでみて下さい。


また、守備に関しては、両サイドのバックの『収縮』が鍵になります。クロスに対してのポジション、ブロックカバー、フェイントに対応するために詰める、また戻る。この繰り返しです。なかなかの玄人ポジションですが、1番やり甲斐があると思います。こちらも楽しんでみて下さい。

(バックとは名ばかりで、実際はセンターの位置取りと思っています)