テレビというか、ネットの話と言いますか。クイズノックって会社あるじゃないですか。それを使ったネタをやろうと思いまして...
立ち上げたのが伊沢拓司、東大卒のクイズ王でチャンネル登録者が140万人超えているテレビでも人気者。俺も好きですよ。
自分的には東大王や高校生クイズよりもテレビ朝日で半年か一年に一回やっていた林修チームの最終兵器の時に『この人強いな』と言う印象を持ってましたね。ただ、名前を覚えたのはだいぶ後。
東大王が放送開始された時はクイズ番組とか結構見るのにスルーしてまして....この番組が始まる前にやっていたクイズスター名鑑の大ファンだったのに数回の放送で番組終了。そのショック＋東大王ってワードが嫌いだったんだよ。
日本テレビで頭脳王とかあったけど、番組見てても一問分かる問題があるかどうか。推測とかも出来ない圧倒的な難易度の問題を出して正解する別次元な感じだろう。なら見なくて良いや、そう思っていたんだよね。
それで日曜放送中は仕事の時間に放送していたし、一度も見る事はなかった。で、水曜日に移行したタイミングで見始めたんだけど、芸能人チームとのバトルって事で一般人でも分かる問題と高難易度の問題が両立していて面白いと思って見始めたんだよね。
で、東大王チーム大将伊沢...サバイバーの伊沢じゃね？なんて思いながら毎週見てて、時々人気急上昇のクイズノックってワードが出てくるようになったんだよね。
それが会社名でありYouTubeチャンネルとか経営しているサイトの名称っていうのもこの番組で知ったんだけど、飛びつく気になれなかった。
YouTubeのチャンネルって人気が出てきた時に大衆受けするタイプと身内受け、ファン受けする動画をする人って分かれるって言う偏見みたいなものがあるんだよね。
こう、HIKAKINとかも...今まで見てこなかったけどこれからファンになろうと気軽に飛び込める人もいるだろうけど、俺からするとファンになった人が喜ぶ動画を投稿してるって感じがするんだよね。
個人的に抱いている印象は、成金がとにかく金をいろんなものに惜しげなく使う様が視聴者に非日常感を与えているパターンの少ない顔芸の人。
でも未だにチャンネル登録者数とか増えているのって、人気だからだよね。
自分には縁のない話だけど、アクセス数とか再生数を伸ばすにはどうしたら良いって言う疑問には人気になる事が1番の答えだと思っていて、人気が出て固定ファンの数が増えるとそこまで面白くない内容でも面白いと言ってもらえる。
マニアックな話をしても『自分が好きな人が話している』事で満足する人もいるし、膨大なファンがいるからその中の1%くらいそのマニアックな話題に共感したり趣味が同じで喜ぶ人も出てくる。
分かりやすいのがどうぶつの森だな。販売本数がチャンネル登録者数、そのうち今でも続けている人が再生数、現役ガチ勢がコメント数って感じだよね。
ゲーム実況系ではあるけど、毎日投稿している人が投稿から一週間くらい経った動画の再生数を見た時にチャンネル登録者数の1/5くらいだったりするんだよ。チャンネル登録者数全員が投稿された動画を再生することって全然無くて、パート1は初日からめちゃくちゃ伸びたのにパート数が重なると緩やかに下がり始めてどっかで安定するんだよ。初動の勢いってずっと維持できないんだよね。
でも、もう人気がトップになると何やってても新規ファンが来るから。炎上じゃなければファンは喜ぶ。うちもどうぶつの森をネタにしていた時ってアクセス数増えたり、いいねを毎回つけてくれる人がいたんだけど....ずっとその路線続けていけば、遅咲きで中堅位の人気は手に入れる事はできたかもしれない。でも、俺はそれを捨てましたよ。
任天堂路線やっていた時の自分って、低い自己顕示欲は満たされていた。でも、自分のやりたいネタを抑え込んでいる感じがして嫌だったんだよね。だから、自分の理想の死に方を解説したらそこからいいねくれた人はいなくなった。
それに対してクイズノック、東大王の人気で持ってきたファンをしっかりと固定ファンにする事が出来たんだよ。伊沢が活躍する、ボケて笑い取る、継続的にテレビに出ている、人気番組になる、雑誌などのメディアでも取り上げる。金をかけて広告を出しているのでは無く、ギャラが出た上であちこちで自社広告を出せている状態だね。
そしてYouTubeで活躍する人たちも面白い、好きだと。多分クイズノックで動画出演してなかったらここまでキャーキャー言われることのない、東大卒の一般人だっただろう人たちがメンバーとして大人気になった。
それでいてユーチューバーでもあり、いろんなテレビに出ている事にアンチの湧かない希少な例だよ。YouTubeを活動場所にしているのにテレビに出てくるユーチューバーっているけど、俺も嫌いだし批判の声が多いよね。
芸能人がユーチューバーになるって言う話もあるけど、人気なんてピンキリだし。小林幸子ってテレビから消えたのにニコニコで人気爆発させてテレビでも復活した人なのに、ユーチューブのチャンネル登録者数6万人。再生数も小林幸子と言う知名度の割に一万とか...まぁ伸びるのもあるし、結構バラバラだな。
話戻すけど、東大王以外の番組からもクイズ王として多岐に渡る番組に出るようになったけど...不利な状況を作っておきながら『クイズ王、完敗！？』とか付ければファンは喰いつくと言う一発屋芸人の使い方と同じような感じはあるよね。
でも正直、クイズは強いけど...クイズ界の中にはもっと多岐に渡るジャンルを網羅している、王と呼ぶに相応しい人って結構いそうだよね。伊沢＝トップって感じはない。
しかし変則的なルールへの対応力や自身でボケとか突っ込み等のタレントとしての使いやすさ、話題性、キャラクター性で出しやすいしクイズをメインで売っているからクイズ王と呼ばれるんだろうね。
仮にテレビで使われなくなっても、YouTubeとサイト経営とアプリ開発の会社のCEOとしてやって行ける。知名度もあるし、収入が突然底を尽きる事は無いだろう。
さて、ここで短い本題なんだけど....もし、スキャンダルとか起こした瞬間に人々の反応ってどうなるんだろうか。
何故今回クイズノックを取り上げたのか、それは好感度が高いからなんだよ。
伊沢が彼女がいる事は公表しているけど、それを知っているのに付き合いたいとか本気で思っている女とか、割といそうじゃん。社長だし金持っているだろうし、顔も金持ちの脂ぎったおっさん富豪と違って整っているし。
Yahooニュースとか見ててもコメントで上に来るのがアンチでは無くファンの声、でもそれってタレントだからであって実際の繋がりがあったり、プライベートの事を知らないからじゃん。
タレントって言葉は偶像って意味だからね？テレビ通りの人とは限らないからね？画面越しの姿に理想を事実だと補完しているだけであり、一人の時とか全く違うかもしれない。
これで脱税とか発覚した瞬間に、どう言う言葉がネットを埋め尽くすのか。元からのアンチの声が大きくなるだろうけど、『信じられない、ショック、嘘であって欲しい』と言う声がずっと大きくて他の悪口が目立たなければ本当に好かれていた人なんだと思う。
けど、『裏切られた、許せない、嫌い』。ファンが掌返してアンチになったら....クイズノックと言う会社がどの様な打撃を受けるのか。
別に伊沢が全動画に出ているわけでも無いし、いなくても粒揃いだから動画が成立している。テレビに逆輸入されて個人で実績を出したりもしているし、トップがいなくなったら終わりの会社では無い。けど、妄信が怖いんだよ。
俺はそこまで深いファンじゃ無いから割り切るまで早そうだけど...漫画でアレで終わったアクタージュ、大ファンだった。
その傷が殆ど癒えたのが一週間くらい前かな、まだ完全に癒えたわけでは無い。けど、数週間は引き摺ったね。
でも、ブログでファンだと公言していたくらいで金の使い先も漫画だけ。グッズとかは持ってないし、イラスト描いて応援していたわけじゃ無いから...何より作画担当の宇佐崎先生が原作担当のやった事に対する謝罪文を出したけど、あの言葉があったから作品のファンをあっさり辞める事なく受け入れた。
無いに越した事は無いけど、あった時にどうなるか。そこが気になっています。眠いので以上。