またダンガンロンパで小泉の話になりますよ。悪い！
今回のきっかけはニコニコ大百科で小泉を調べた時のコメント欄が発端です。好きなキャラの情報はとりあえず詳しい情報が載っている所があっても、他ではどう書かれているのか。知らない情報が無いか調べるために見比べているんですよ。
それで流れでコメント欄にもそうした情報がないか見ていたんだけど...小泉の設定に関する賛否というのかな。
本編の第二章までの対応について、俺も...最初は小泉が嫌いな性格だと思ったよ。でも、アイランド編でガラッと印象変わって現在好きなキャラの中で、殿堂入りのコンクリートポンプを除けば現在一位になっているんだよ。
で、ブログでもこのキャラはこうで~って、自分の思う魅力を永遠語って来たのだけど...アニメダンガンロンパ3絶望編が放送される前までの、2までのコメントを読んでみた所概ね俺と同じ反応なんだよね。
ただキャラの見た目よりも性格や設定の方が論点に挙げられて、小泉は九頭竜に対してこう言いたかったのではないか等の想像の擁護。左右田への当たりが強いのに西園寺には甘いという女尊男卑への批判。アニメでの性格が変わっている事への批判。
そういうのを見ていくうちに、色んな感情がぐるぐる回って...無性に語りたくなってしまった。
時系列には3の絶望編があってからの2の殺人事件までが小泉の命になるんだけど、3での立ち回りって...男子に対する興味が無いって感じだっけ。
それで集団行動から離れていた所を教師に連れ戻されたって感じの漠然とした記憶からの解釈だが、どう思った？
2の小泉ならお母さんポジションと言われるだけあって、教室に来ない奴らも強引にでも連れてくるお節介な学生生活をしていると思った。
性格は3では大人しめらしいけど、これについては？
最初はアニメにするにあたって小泉のキツい言い方のままでは批判されるから、それを批判されないようにするための救済処置だと思っていた。しかし今では、元がその性格なのかもしれない。
では、2で記憶を失って男子への当たりが強くなったことについては？
アニメよりも前の状況だから、それで設定を作って発売したけどそれがキャラへのヘイトになってしまった。何よりも小泉の前に死んだのが、前作の生き残りキャラを模したリーダーシップを発揮する十神。
狛枝に殺害が出来るように準備を勝手に整え、一人実家の料理屋に残して来た母親の事を思い出して罪悪感と共に殺害を実行した花村。
そして小泉を殺した相手も、九頭竜の懐刀として生きてきたペコ山の忠誠心ある最後と、その事をきっかけに人として良い方向に変わった九頭竜に挟まれて、性格的に悪い印象。
女尊男卑的な対応をして、謝罪の気持ちはあったのに九頭竜といざ対面して責められると強い言葉で返してしまった小泉。特に印象が悪い状況だ。
そしてアイランド編では、女尊男卑に見えるのは戦場カメラマンをしている為世界を飛び回っている母親のかわりに、家事をしているうちに自身の父親が仕事以外普段だらしないから当たりが強くなる事を教えてくれる。
でも、少しでもそれに応えれば男嫌いでは無いから優しさが出てくるようになる。そこの描写が本編中にもっと有れば...
では、何故2と3で性格が違うと思う？
記憶がないのは高校生活からだっけ？本人的には入学したばかりで、見ず知らずの男女と共存生活（殺人込み）
で。中学生時代はサトウと九頭竜菜摘か...自身の精神の自衛かなぁ。
普段は父親と二人暮らしで、多分学校生活ではサトウがいたから男はサトウが近寄らせなかった。
それがサトウがいなくなり、強制生活。関わりがなければ興味を持たない性格だけど、男子は頼りないという自分の中での偏見が強かったのかも。
その偏見についてはちゃんと交流して、生活に関するスキルをちゃんと持っている事を証明出来れば柔らかい物腰になっていたかもしれないけど...そもそも特殊な連中ばかりだからなぁ。
日向を初対面で頼りないと評価したりした結果、こんな状況だけど人に頼らず自立して行動しないといけないという今まで通りの常識がこの状況でも正解だと。みんなで寄り添って生きるより、全員自立する様にしたかった。
でも西園寺の、着物を脱いでしまうと自分で着付けが出来ないため風呂に入れないと言う発言を聞いて、着付けをやってあげることに。
こうして西園寺に懐かれた、これで自分の考えが歪み始めたのかも。元々女子に対してあまり言ってこなかったのは、女子はしっかりやるってイメージだったのか実際にやっていたのか知らないけど...もしくは単なる描画不足。
女子会を計画するなど、女子の集団での交流はあった。けど、個人同士では疎遠気味だった。それが変わるきっかけに...
でも、西園寺からの男子への悪口は止めないのに男子から西園寺への悪口は怒るんだよね。やっぱり女尊男卑か。
正直好きだからって言って、全部フォローは出来ないな。
でもなぁ...多分人数が減ってきたら。もっと生きていれば、本編でもちゃんとした優しさを発揮するシーンはあったと思うんだよ。もし三章と二章での出来事が逆だったら。
もしそうだったとしたら、漠然とした予想では...特に仲良かった西園寺がいなくなり精神的に追い詰められる小泉、そして記憶がない過去でのサトウが九頭竜菜摘を殺害したことを知った上での隠蔽。
実際の事件ではサトウが殺した事に証拠はなく直感で詰め寄るものサトウに逃げられて、そこから数日会えない状態からサトウが死体で発見された事件だった。
で、もしかしたら二章通りの言い方ではなく、辛く苦しく謝るだけかも。それでも違う、あれはモノクマの嘘であり妹は死んでないと否定して欲しかった九頭竜が頭の中真っ白になって殺害に及びそうになってペコが九頭竜に変わって殺害の方が...全体的に柔らかい印象になったんじゃないかな。
本編中に弱みを見せるべきキャラだったなぁ。そうすればもっと人気が出たかも。俺もアイランド編でのギャップからここまで好きになった時よりは反応薄いかも知れないけど、もっとすんなりと好きになれたと思う。
それとレジェンドクエスト終わった。最後が一番苦戦しましたよ。原始の強敵、再びRTAは気が向いたやります。以上