7年前に奮発して購入した猫タワ
ー。 だが、サビは7年間、一度も
登ろうとはしなかった。 なぜかは
わからない。 そして、登らないま
ま体重制限をオーバーしやがった。
7年間でこの猫タワーを使ったのは
5年前、我が家に1泊していったカ
ブトムシだけである。 そこで私は、
少々悩んだが、使わないものを置い
ていても仕方がないと、この猫タワ
ーを分解することに決めた。
工具を手に分解していると、この
猫タワーが配達され、サビが喜ん
で登っている姿を想像しながら組み
立てた時のことを思い出し、少し切
なくなったりした。 作業をする私の
傍らで、サビが不思議そうに眺めて
いる。
ほどなくして作業は終了。 私は
バラバラになった猫タワーを押し入
れに仕舞い、
さて・・・、と、
猫タワーを持ち上げ居間の押し入
れの前に置いた。
そう、分解したのは上の半分だけ
で、下半分の頑丈な部分を、サビ
が出入りする押し入れの階段にし
たのである。 サビは、押し入れか
ら出る時、いつも飛び降りているの
で、デブには辛かろうと、いつかは
階段をと思っていたのである。 我
ながら、なかなかのアイデアでは
ないだろうか。
だが、甘かった。 サビは半分にな
った猫タワーにも登らない。 なぜ、
こんなものを置くんだ、お前は、と
いうような顔で私を見る。 お前の
ためだと、私は猫タワー階段を使う
ように指導するが、頑なにサビは拒
み、押し入れに
こんなアクロバティックな方法で入
ろうとし、私は、固まって動けなくな
ったサビを救助したりした。
しかし、2日、3日と経つにつれ、サ
ビも猫タワー階段の良さが分かっ
てきたのか、不器用ながらも登る
ようになり、今では
頂上で窓の外を眺めるまでになっ
た。 これでひと安心である。
時折り、開け放っている窓から入
る風に乗ってサビの毛が舞うこと
もあるが、サビが猫タワーに登る
姿が見れたので、よしとする。
カブトムシ1泊の記事は
こちら→ 「虫と僕」
亀久
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