先日、私の住むマンションの隣に建つアパートが取り壊され、更地になっていて、
そこへ野良猫たちが用を足しに来るという記事を書いたが、
そこは今でも更地である。 いずれ何かしら建つのだろうが、土がむき出しの空き
地が隣にあるというのも、なかなかいいものである。
その更地には、歩道との境目に土嚢 (どのう) が一列に並べられており、恐らく
雨などで土が歩道に流れないように置かれたものと思われるが、
ある日、その土嚢のいくつかが、破られているのに気づいた。 土嚢なんてものは、
台風など、水害にも使われるような頑丈なもので、そう簡単に破れるようなもので
はないと思うのだが、袋は破れ、中の砂がむき出しになっている。 いったいなぜこ
のようなことになるのかと、不思議に思っていると、先日、
破いているヤツ発見! なんと、野良猫が袋で爪を研いでいたのである。 野良猫
は、よほど塩梅がいいのか、一心不乱に爪を研いでいる。
私は、なるほど、と思った。 砂を一杯に詰めた土嚢は、重さや形、そして、いかに
も爪が引っ掛かりそうな袋の表面。 猫からすると、もう爪研ぎコーナーにしか見え
ないだろう。 近所に何匹の野良猫がいるのかは分からないが、 数日すると、
一列に並べられた土嚢は全滅していた。
工事関係者には申し訳ないが、土嚢の上に並んで爪を研ぐ野良猫を想像し、フ
フフ、と、微笑んでしまう私。
先日の記事はこちら→ 「堀」
亀久
↓ブログランキングに参加しております。 クリックお願いします!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
皆様、いつもコメント、ランキングへのクリック、ありがとうございます!!
おまめさん、私はAB型の酔っ払いでございます(笑) 葵順さん、ゆかさ
ん、poeさん、柚子胡椒さん、コメント感謝!!
最近、やたらと眠たいです。












