昨晩、風呂から上がると、愛猫のサビが玄関でこちらをジッと見ていたので、サビーおいで
ー、と声をかけた。 サビは僕の声に応じ、こちらに来ようとしたのだが、途中で小さなゴミカ
スを発見し、立ち止まった。
サビーおいでー、と再び呼ぶが、サビはこちらを気にしつつもゴミカスも気になるようである。
バーサスである! サビが、お父ちゃんであるところの僕を選ぶか、廃棄物であるところの
ゴミカスを選ぶかの対決の勃発である。
僕が、サビ~サビ~、と裏声を駆使し、やさしく呼びかけるのに対し、ゴミカスはじっとしたま
ま黙している。 当たり前だ! サビは、ゴミカスと僕を交互に見ている。 どちらかといえば、
負けの多い人生だが、ゴミカスには負けれない。 僕はサビを必死で呼んだ。
すると、ゴミカスと僕を交互に見ていたサビが、ブリャン、と低く唸ったかと思うと、ガリガリガ
リとなぜか壁を駆け上がり、着地した瞬間に居間の方へ全速力で走っていった。
サビが、どちらも選ぶことができずにジャッジを放棄した。 放棄して逃げていった。 と、い
うことはだ。 ドローということなのか。 僕とゴミカスの対決は引き分けか。
お前の中では、俺とゴミカスは一緒なのか? おい。 僕はその場で呟き、おもむろにゴミ
カスを拾い上げ、やるじゃねぇか・・・・、と、賞賛を送り、指先で弾き飛ばしてゴミ箱へ入れた。
亀久
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シラバブ☆ラブさん、マイブームなんでしょうなー!こちらこそありがとう
ございます! おまめさん、ですな!切れ目!本当に何をしたいんでしょ
うねー!マジで訊いてみたいです! 長野まーさん、興奮する要素があ
るんでしょうな!おお!ナチュレ発見!カッコ可愛い花ですな!んだ!!
u-miさん、おりたたみテーブルを落とす!うむ、これも春がなせる業でしょ
う! 戸ヶ瀬さん、おお!ビニールマットの面積も!広がったら切り取った
部分を埋めれますかね(笑) まるこすさん、全力はいいですなー!この
春は何かハマるものを見つけたいですな!いつもありがとうございます!
アントワネッツさん、なるほど!カサブタや口内炎!魅力的ですなー!!
だとしたら気持ちはわかりますな!!
サビが、押入れやコタツから出て、畳の上で寝そべりだしました。 春です
な。