を書いた。その記事を書いている途中、(そういえば・・・)と、思い出した話がある。
その日、僕は寝坊してしまい、起きると、もう家を出なければいけない時間であった。
しかし、走ればまだ電車に間に合いそうだったので、急いで支度を済ませ、家を飛び
出た。 家を出てすぐに、曲がり角があるのだが、僕は走るスピードを落とさずに、その
角をいっきに曲がった。その時、ドン! と、何かにぶつかった。 僕は 「うぉ!」 と、叫
び、相手は 「ギャウ!」 と、言った。 見ると、白い大きな犬だった。 出会い頭に犬と
衝突したのである。僕は思わず 「ごめーん、大丈夫?」 と、手を差し出した。犬は近寄
ってきて、僕の手を ぺロッ と舐めた。

名残惜しかったが、時間が無かったので、僕はそのまま駅の方へ向かって走り出した。
走りながら振り返ると、僕とは反対方向へ、真っ直ぐに走って行く白い犬の姿が見えた。

(あぁ、犬も急いでたんだなぁ・・・) と、久しぶりに走って、何度もけつまずきそうになりな
がら、思った。
亀久
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