手術翌朝
色々と管が外れるのを心待ちにしていました
まず朝6時の起床と同時に
フットポンプが外れました
気持ち良いと思っていましたが
結構負担になっていたみたい
音もうるさいし
これが外れたら急に眠くなり
9時頃までぐっすり眠りました
しかし酸素マスクが外れた後
どうしても酸素濃度が上がらないらしい
何度もナースが来て
深呼吸をさせられたが
やっぱりだめだということで
鼻腔カニューレを入れられた
担当医が来て
昼から五分がゆだよ！
と言われる
その前に
飲水の時間があるかと思ったら
なかった…
私自身
午前中ほとんど寝ていたので
リクエストすることもなく終わってしまった
午前中1回
リハビリということで
歩く練習があった
これがうまくいけば
1人でトイレに行けるので
尿道カテーテルを外してくれるという
これは早く外したかった
なんとかリハビリを頑張らなくては
立ち上がるところまではナースとやり
特にめまいもなく血圧変動もなく
うまくいった
しかしここで登場した副師長さん
一瞬クラッとしたのを見逃してくれず
「今一瞬行っちゃいましたよね
私の目を見れますか？
目を見て！！」
と言われて
ガンつけてみたが
「午前中のリハビリは中止」
なんとか頑張って
尿道カテーテル抜いて欲しかった
「午後がんばりましょ！」
「無理はしないほうがいいからね」
と担当ナースに慰められ
しょんぼり
仕方ない
お昼ご飯の五分がゆをちゃんと食べることと
午後のリハビリを頑張ることだ
昼ごはんが配膳されるまで
ぐっすり
術後五分粥食がきた
おかゆ
味噌汁
じゃがいもと人参の煮物
白身魚と白菜の煮物
ふりかけ
フルーツ缶
ほうじ茶
全く空腹は感じなかったが
お腹はぐるぐると動いていたし
とにかく食べるしかない
この世でお粥が一番嫌い
というのは大げさだが
私はお粥が苦手だ
できればうどんにしてほしい
でもそんな我儘を言っている場合ではない
向かいのベッドのおばあさんは
かれこれ3か月も絶食しているという
いろんな病院を経てここにたどり着いたらしい
そしてようやく来週手術ができると喜んでいる
そんな人を前にして
お粥がまずいなどと言ってられない
何より
これを食べて
午後のリハビリをがんばらねば
そう思って完食を目指したが
フツーに無理だった
おかずはなんとか食べれたが
やっぱりお粥は食べられず
がんばったが
3割程度手をつけただけに終わった
しかし
フルーツの缶詰！！！
うまい
めっちゃうまい
冷たくて甘いシロップがうますぎて
一滴残らずいただいた
そしてナースに
ジュースとか飲んじゃだめですかね？
と聞いたら
「ジュースはまだだめ
お茶かお水にしてください」
と言われてしまった
残念だが一歩一歩だ
仕方ない
昼食をそこそこ食べられたので
鼻腔カニューレは外してもらえた
姿勢を起こせば大丈夫そうだとのこと
午後になり
待ちに待ったリハビリの時間がきた
まあ実際には
ずっと寝て待っていたんだが
この日はほんとに良く寝た
やはり前日の疲れが出たのだろう
午後のリハビリは
腹ごしらえをしたこともあり
順調に廊下を30mくらい
往復することができた
これで尿道カテーテルが外れる！
と喜んだのもつかの間
「外すのは明日にしましょう」
とのこと
あと一晩か…
つらい
ドクターが傷のチェックに来たが
順調なようだ
午後になって
最後の抗生物質の点滴をした
それが終わり
15時頃
全ての点滴が外された
そう、フェンタニルもだ
痛み止めゼロ
さてどうなるのか
いや、フツーに痛いわ
痛み止め
カロナールとロキソニン
どっちがいいですか？
と言われ
迷わずロキソニンをもらった
カロナールって解熱作用はあるけど
鎮痛作用はあんまりないですよね？
じっとしていれば
痛みはあまり感じないけど
ちょっと寝がえりを打ったり
身体を動かそうとすると
激痛
寝る前にお守り代わりにロキソニンを飲む
ちょっと微熱っぽさも続いていたので
夜中に汗をかいてスッキリして
とてもよく眠れた