アトピー治療の道のり:藤澤皮膚科での経験とリーキーガット症候群へのアプローチ | みのやん徒然日記

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このような中で、8月28日 メディケアチャンネルで紹介されていた、東日本での脱ステロイド専門医藤澤重樹先生の藤澤皮膚科を受診したのです!!

東京の練馬区まで相棒と共に行きました。

初診は直接受診しないといけませんが、遠方からの場合、次回からオンライン診療が受けられるので、大変助かっています。

そこで今後の進み方が明確となり、これまでの道のりが適切な方向で進んでいることを確認できました。

先生からの指導は、入浴を減らすこと。保湿関連を全部やめること。アトピーは寝て治すこと。

そして、補助的な治療として浸出液がだいぶ出ていたので、漢方の六味丸、腸を整えるビオスリー、抗アレルギー剤のルパフィム、眠れないことでのゾルピデムの処方がでました。

なぜ腸を整えるのかは、リーキーガットがアトピーには関係しているからです。

リーキーガット症候群は、腸の内膜が破れて、そこから毒素が体内に入り込み、様々な炎症を引き起こしてしまうものです。

様々な要因がありますが、食べ物では小麦のグルテン、乳製品のカゼインがそこに大きく関与するわけです。

また、精製糖が日和見菌であるカンジタを悪玉菌に変えてしまい、そこからもリーキーガットが生じてしまいます。

その他にも、いろいろな要因でリーキーガットが生じますので、腸を整えることはアトピー治療のみならず、様々な病気にとって重要なことなのです。

心身医学では脳腸相関が今では常識となっており、腸がいかに大事かということが重要視されているわけです。

詳しくはyoutubeのメディケアチャンネルの

 

【8分で説明】リーキーガット症候群って何?

 

を見ると、よく理解できます。

 

それまでは、皮膚も腕と脚は糜爛状態が残り、足首の鱗屑と身体全体の落屑が出ていました。で、脚はジュクジュクと浸出液も出ており、夜はほぼ毎時間起きては掻きむしり、それに時間をほぼ費やしていたので、8時間の睡眠時間としても3時間ぐらいしか寝られていなかったのです。

日中もほぼ一日中掻きむしっている状態で、一日のうちの8割以上は掻きむしることに使用していたようなものです。

 

ですので、ほぼまともな日常生活も仕事もできない状態でした。

大学のオンデマンドの講義を2科目担当していましたが、録画している最中も机の下で掻きむしり続けていました。

いまからすると、よくまあできたものだと感心します。

 

それが睡眠薬によって寝られるようになり、それと共に皮膚もすこしずつ落屑が減り始めました。

1か月ぐらいすると浸出液が相当減り、毎日ガーゼを6枚ほど当てていたのが、ほぼ不要となってきました。

ゴワゴワの腕のグローブ感も減り、ようやくまともな感覚となってきました。

 

しかし、腕のみならず手の甲と指のかゆみは強烈で掻きむしるたびにジュクジュクと浸出液が指の間から出ていました。

また、脚もまだまだひどいかゆみと鱗屑状態と分厚い皮膚の状態は続いていました。

 

秋さんによると、ヘリング(だったかな?はっきりしたことを忘れました)の法則では、排毒は上から下へ、中心から周辺へ、というのがあるそうで、最初は身体全体としても、しだいに腕と脚の周辺部分に炎症が残っていく、ということでした。

藤澤先生からも同じように、アトピーは最後は末端に残ると言われました。

実際そのようになってきたわけです!!

 

続く