持続可能な循環型建築・住宅を住み継く文化にを理念に家を建てたい建て主との一期一会の出会いで実現する家つくり。・・・・
そんな思いで建て主さんと一緒につくってきた家が明日、民間検査機関の完成検査を受け、月末、建て主さんに引き渡す時期が来ました。
神奈川県産材の自然乾燥材の桧・スギを構造材に使い、室内の壁は全て漆喰。
床は厚さ15mm・桧の縁甲板。一部靴収納庫には厚さ15mmのスギ板使用。
水周りの床は素焼きタイル使用。
居室には化粧梁とし、古材倉庫の古材を使用し、落ち着き・癒しを与えています。
内部建具もすべてオーダー品。スギ柾の練りつけ材を使用。建具額縁はスギ無垢材を使用。
経年変化の味わいを楽しんでもらい、将来、産業廃棄物にならない、自然素材を適材適所に使用する。
コスト的には価値あるものとなり、2割ほどアップしますが、50年・100年引き継ける、次世代に繋がる家になると信じています。
イニシャルコストを優先せずトータルコストを考え、想いを込めて家をたてれば将来、安易に手放し、解体することがなくなり、50年後には、価値ある古民家になると信じます。
外構工事:駐車スペースに神奈川県産材・自然乾燥材の桧を使いパーゴラつくり
現場で手加工です。