エンタメジャンキー記録。映画、マンガ、小説など消費したソフトの感想。 -11ページ目

『カールじいさんの空飛ぶ家』

映像の楽しさに夢中になり、見終わったあと優しい気持ちになれる、素晴らしい映画

冒頭15分、音楽にのせて、カールじいさんと奥さんのこれまでの人生が綴られていく

この時点でもう泣いてしまった

実はワンアイディアの映画だから、家が飛ぶあたりまでが面白さのピークではあるが

カールじいさんが自分のために新たな冒険を始めるくだりは、また号泣

いい映画だったなぁ

『愛のむきだし』

園子温監督作品

なんとも凄い映画だ

ロマンポルノオマージュの低予算自主映画ではあるが

途方もなくエネルギッシュで

4時間(長っ!)まったく飽きさせない

名作マンガ『ザ・ワールドイズマイン』を彷彿させるストーリー

新興宗教の描写は『キーチ』っぽいか

新井英樹ファンなら絶対楽しめる

『追想五断章』米澤穂信

亡き父が執筆したという、結末のない5篇の短編小説
娘の手元に残された、各小説の最後の一行

娘は4歳のときに母が自殺、以来父に育てられてきたが、父が小説を書いているところを見た事がなかった

古書店の居候・芳光は、彼女を手伝い、散り散りになって失われた5篇を探すことに

やがて5つの短編と、5つの結末が揃ったとき、隠された過去の秘密が浮かびあがる


芳光と一緒に短編を探しているような気分を味わえる
小説ならではの面白い趣向をこらした佳作