前々回の続き、心霊スポット巡りの後編です
夕方、おいらは原付をまた飛ばして次の心霊スポット、広峰神社に向かった
広峰神社は、兵庫県姫路市、広峰山の頂上に位置する神社であり、全国にある牛頭天皇の総本宮である
ちなみにこの牛頭天皇の総本宮は、京都の八坂神社も主張していると、以前姫路周辺の怪談情報の取材に同行してくれた方がにやにやしながら、「これどうなんやろなぁ」と教えてくれたが、
残念ながらおいらは専門外の分野なため、その時は「はぁ」と答えてしまったことを思い出す
怪談、怪奇現象情報としては、その昔山の中腹に、幽霊が出ると言われる謎の廃バスが置かれていたり、無理心中によって命を絶ったカップルの幽霊が現れるという噂や、一本足で跳ねながら鎌を持って襲ってくるという「ケンケン婆」なる妖怪が現れる、等がある
廃バスこそ現在は撤去されてなくなってしまったらしいが、「ケンケン婆」、出るものなら見てみたい
登山ということもあり、原付のエンジンが悲鳴を上げつつ、何とか山頂に到着
しかし、入り口の鳥居の周りには、謎の老人2人が、車を路肩に止めて、陽もろくに入ってこないような森林の中にもかかわらず、日光浴をしている
完全に怪しい。そして、老人とはいえども、怖い
おいらはそこではあまりカメラの存在を隠しつつ、神社本殿にいそいそと向かった
神社の境内は、何らおかしなところはなく、まず人っ子一人いない
名古山トンネル同様、怪談取材を出来るほどの情報源が全くない
平日の真昼間だ、致し方ない、と思いつつ、唯一の人間、巫女に訊こうと取材を試みたのだが、何やら不機嫌な顔でじっとパソコンを見ている
お守りを見るフリをしながら、ちょっとずつ近づいても何の反応の変化も起こさない
老人以上に怖かった
このあと、恐怖に負けて、何気なく色々境内周辺を調査したのだが、大した収穫はなく、とぼとぼと原付で来た道を下って行った
楽しみにブログを待っていた方、本当にすいません
しかし、怪談たるもの、そう簡単に手に入れば、苦労はないのです
引き続き、兵庫県姫路市周辺の心霊スポット取材は行います
次回は、夜の突撃を敢行を計画しているので、乞うご期待