【ぽりしぃ】…誰も判ってくれない。 | かまだりょうへいの果てなき旅路

かまだりょうへいの果てなき旅路

職業フリーター、映画作家を目指すかまだりょうへいは悩んでした

「このままじゃいけないッ」

心機一転ブログを一新、しかし内容はそれほど進化していない

それでも温かい目で見てもらいたい。絶対恩は恩で返しますッ(……たぶん)

毎週火曜日、土曜日更新予定

最近の映画館は、どこも指定席を上映前に予約できて、待ちや行列をあまり好まないおいらにとってはとても有難い

受付にチケットを買いにいくと、小奇麗なお姉さんが、

「お席は、前方、中ほど、後方、どちらにいたしましょうか?」

と聞いてくるので、おいらは、「前方」と答える

「ですと、こちらの席が空いておりますが……」

と、わりかし中ほどの席を案内する

「もっと前で」

「そうしますと、上を見上げる形となりますので、観辛いかと……」

「いいですよ」

実際に劇場の中に入り、席に座ると、全く観辛いこともなく、ちょうど視界全体にスクリーンが入る

おいらはこれがいいのである

映画に集中するためにも、観客や幕さえも視界に入れたくない

大画面で観るのに、後ろの方の席に座っちゃあ、家で観るのと変わらない

そんなのに、1,800円も出したくない

これって、至極当然の意見だと思うのだが、世間はおいらよりも後方の席を選ぶ

そして、世間はおいらの行動を怪しむ

やれ、真っ昼間から何映画見てんだ、やれ、無職だ、やれ、おたくだ、やれ、一人もんだ

おいらの勝手な妄想だと思われるかもしれないが、何度か、カップルや中学生ぐらいのガキんちょに白い眼で見られたから、あながち妄想で片づけられることではないであろう

これが、おいらのぽりしぃだ

おいらは胸を張って出ていく

しかし、そういうときに限って階段でポテッとつまづいてしまうのだ

あぁ、カッコいい大人になりたい