【巌窟王】…窓んとこにいたから、窓枠王とでも言うのだろうか。 | かまだりょうへいの果てなき旅路

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職業フリーター、映画作家を目指すかまだりょうへいは悩んでした

「このままじゃいけないッ」

心機一転ブログを一新、しかし内容はそれほど進化していない

それでも温かい目で見てもらいたい。絶対恩は恩で返しますッ(……たぶん)

毎週火曜日、土曜日更新予定

季節はもう春から夏になろうかとしている

ここで心配になるのが、そう、蟲である

何度かこのブログでも書いたと思うのだが、おいらは蜘蛛が嫌いである

ちなみにスパイダーマンは大好きである。ついでに言うと、蜘蛛男もクモンガも槇原敬之の『Hungry Spider』も大好きである



で、話は戻るが、先日その嫌悪する蜘蛛がまた出現した。それも5~10cmはあろう大物

おしっこをしようとトイレに入ると、目の前に、ちょうど窓ガラスと網戸の間に「こんにちわ」と言わんばかりにいた

もうギャーッと叫びそうになったのをこらえて震える手で窓を開けて、ヤツを追い出した

ちなみに(またですいません)おいらん家の窓は、ちょっと昔の車の窓のように取っ手にレバーがついており、それをクルクルと回すと開閉することが出来るのである

それにしても、どうして窓ガラスと網戸という密閉空間にそんなデカい蜘蛛がいたのだろうか?

わずかな隙間をぬぐってきたのだろうか?


とりあえず、どうなの? とおいらの母親に聞いてみたところ、

「それは、子供のときからずっとおったンや」

と衝撃的な推論を言われてしまった

ということは、ということはである。彼は、何かのきっかけで窓ガラスと網戸の間に幼少の頃に閉じ込められ、窓ガラスの隙間、網戸の隙間などから入ってくる極小型の羽虫などをちびちびと食べ、いつか、いつか自分を閉じ込めた人間に対して復讐する機会を待っていたのかもしれない

そして、数年? 数か月(昆虫の成長速度がわからないが)という長い月日の後、やっとのこと外に出られた

まるで、『モンテ・クリスト伯』のエドモン・ダンテスのようだ

じわり、じわり、そうまるで蜘蛛の糸で操っているかのように、おいらの家族を、おいらを追い詰めていく

お~こわッ

ちなみに(最後です)後でしっかりと窓を確認すると、余裕で虫一匹通ることができる隙間がありました

Hungry Spider/槇原敬之

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