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７月２７日（月） 晴れのち曇り 暑い
きょうは午前中、月に一回のメイク教室で、新しい受講生も居て楽しく過ごしました。
午後は父の主治医に行って、薬（高血圧と呆け防止薬）をもらいに。
そこで「ここ3ヶ月検査に来てない」ことが発覚。ビックリしてると、
病院に来てものらりくらりと逃げていたとか・・・「必ず連れてきます！」と。
まったくねぇ。
なんで親のことで娘が叱られなきゃいけないのよ、
どっちが保護者かわからないわ。
そんな中、
昨夜、茨城県に住む従兄弟から電話があって、叔母の訃報が伝えられた。
長い間入院しており、認知症も進んでいたので、覚悟は出来ていたよう。
父の妹で９３歳。
父が電話口で「大往生だから・・・云々」しばらく話をしていた。
コロナ禍で告別式は最小限で行うという。
こちらも動けないし仕方ないね。
最後に「伯父ちゃん（父のこと）は凄いな。大事にしてね」って。
「うん、ありがと・・・」と言ったけど、
大事にしてもしなくても寿命は同じだと思うよ。と私は思っている。
でもこれを言うと可愛くないから黙ってた。
”娘（これ私）が優しいから伯父ちゃんは元気で長生きしている”
そんな親戚中の夢を壊してはいけない。
数年前、８人兄弟が皆、９０超えで生きていた頃、
いとこ会で「揃ってギネスに載るよね？」と話していたけれど、
ここに来て、櫛の歯が欠けるように、次々に亡くなって・・・。
そして今朝になって父がポツリと
「とうとう二人になってしまった」と寂しげに言う。
なんかこの世の終わりみたいに。
けれど、
ここで落ち込まれては後に続いてしまう。
年寄りってそう言うものなのよ。
なのでここは心を鬼にして女優にならなければならない。
（案外地だったりしてね、いやいや）
「二人居たら充分じゃ無いの？
私なんか生まれてからず～～～～～っと一人だからね。贅沢だよ。
人間、生まれるときも一人、死ぬときも一人だから」と、
どこかで聞いたような台詞。（双子はどうなるんだろ？）
そうしたら父が急に
「♪何も持たずに生まれたいのち～～～ってか」
なんと島津亜矢さんの『掌』を歌い出した。
ここ数日毎日歌っていたので覚えてしまったらしい。
「そうよ。亜矢ちゃんはいいこと言うでしょ？」
（ホントは作詞の久仁京介先生の言葉なんだけれどね）
「そうだな」と急に元気になりました。
その後、庭に出て口笛で「掌」歌ってます。
しみじみいい歌です。
気は心です。落ち込んでいられては困ります。
しばらくは田舎の思い出話が続きそうです。
もう何十回も聞いてきたけれど・・・。
「おうちカラオケ」も勇気を与えるってわかって良かった。
亜矢ちゃんの歌声ならもっと勇気貰えるんだけれどね
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