走る美容師の日記~葛飾区鎌倉•美容室トップス〜

走る美容師の日記~葛飾区鎌倉•美容室トップス〜

こちら葛飾区鎌倉小学校前。
美容室トップス=オーナー兼スタイリスト。
予約専用=03-5694-4307
Barも始めました。


4月21日は、かすみがうらマラソンに出場しました。

無事とは言えないながらも、何とか完走(?)しました。

年明けからと言うもの、左脹脛の肉離れやギックリ腰などの影響から絶不調期が続いており。

少し状態が良くなっても、強度練習をするとまたどこかを痛めそうな気がして、恐る恐るの走りしか出来ず。走っては様子を見る、走っては様子を見る・・・そんな日々。

月間走行距離は100キロ程度、ほぼロング走無し。満足いく練習は出来ていません。

そうこうしているうちに、早くも今シーズンのラストランが目の前に近づいてきてしまい。
無謀なスケジュールと知りつつも、定番の`フル前30キロ走´をレース10日前になってからようやく決行→28キロで敢えなくリタイア(・_・;

やはりフルを走れるような足は作れていません。

そんな状態でしたが、兎に角レース当日の朝を迎えました。

 

あー前置き長い。

 

さて。

昨秋のつくばマラソンでは、ラン友の出場は無く、自分1人だけだった。寂しいけど気楽ではあった。

そして今回のかすみんは、マイルの部等も含めて総勢7名。賑やかに会場入り。

慣れた経路だし何度も訪れた会場なので、1人でも全く迷わないけど、やはり仲間との会話はとても楽しいし励みになる。それぞれの近況を報告し合い。

準備時間も楽しく過ごし、いよいよスタート!


出来ればサブ4したい。しかし無理はしない。身体と相談しつつ。予報では気温が上昇するというので、暑さにも気を付けないと。全く暑熱順化は出来ていないし。不安だ。

スタートから5キロまでは、周囲のランナーと歩を合わせて㌔5’45”~㌔6’程度で進む。

ここまではいつものスタートと感じ。ゆっくりとウオーミングアップの気持ちで。

しかし・・・足が・・・重い。10日前に敢行した30キロ走の疲れが抜けていないのかも。

1K~5K 29’18”(ロスタイム19”)

 

前半20キロ地点まではけっこうな上り勾配が数か所あって、足を使わされる。後半まで足を温存しないとと戒める。しかし、もしかして、このまま行けば何とかんなるんでは、、、という甘い考えも、、、いつもの悪魔の声が聞こえる。

6K~10K 29’00”

 

序盤にして、早くも足が痛み出してくる。やばいなあ。

次第に気温が上昇してくる。

いやー、毎回のことながら悪環境・・・かすみんアルアルかも・・・

11K~15K 28’25”

 

16キロ付近でトイレに飛び込む。我慢せずに行きたい時に行っておく。

更に給水に立ち寄っている間に、サブ4のペースランナー集団に抜かれる。

そうか、サブ4ペースよりも速かったのか。

後に付いて行ければサブ4だが。付いて行けるか。ただし無理をしない範囲で。

足が重い。次第に集団から離される。うーん、無理しないと付いて行けない。ダメだ・・・ここで無理はできない。

早くもサブ4の夢は潰える。暑さもいよいよ増して来た。

いいんだ、いいんだ、最初から無理だと分かっていたんだから・・・。

16K~20K 31’55”

 

ハーフ 1:05’00”

このまま行ければ、4時間10~20分くらいか。

皮算用。

 

しかし、ハーフを迎える頃からいよいよ攣りの気配が。エイドで給水やら給食やらの合間に、携帯していたエアーサロンパスをスプレーする。

更に気温が上がってくる。身に堪える。

21K~25K 31’09”

 

辛かったアップダウンの区間をようやく乗りきって、平地区間となり、合わせて追い風区間となる。これで少しは足への負担が減ってくれるはず。

ところが。

向かい風が火照った身体を冷やしてくれていたのだった・・・一挙に身体が熱くなってしまう。

給水の度に頭や首筋、腕等に水をかけて身体を冷やす。

熱中症が怖い。何となく頭が痛い。

26K~30K 30’20”

 

ガックリとベースが落ちる。前半の、意識してペースを抑えて走っていた時とは違い、どんどんスピードが落ちる。どうにもこうにもならず。兎に角足を動かす。スプレーを度々吹きつける。

両足のあちこちが痛い。

いよいよ攣りとの戦いになる。

30K〜35K 37’30”

 

残り7キロとなって、いよいよ本格的な痙攣が始まる。

攣ったとしても、ほぐしなからのランで行けるはずなのだが。

今回は違った。ほぐせない、それどころか、足を動く事すら難しくなる。転びそうになる。

エイドとエイドの真ん中で、とうとう堪らずに歩いてしまう、、、

うーん。エイド以外での歩きは、本当に久々だ。

ちょっと走り出すが、痛みでまた歩く。

スプレーは空になってしまった。どうしよう。

状態は最悪。

とにかく歩く。

テクテク🚶。

 

このまま走れなかったらどうなるか。

頭で計算する。残り7キロを㌔10分で70分。

痛みが増して来ている、1時間以上も歩ける保証はない。

しかし、今はもう歩くしか無い。

 

後ろから来たラン友に追い抜かされる。その際に声を掛けられる。とっくに先に行っていたと思っていたのに。

彼も苦労していたんだと知らされる。

 

リタイアも頭をよぎる。

エイドまでが遠い。

こんなにもエイド間は遠いものなのか。

 

後半には私設エイドが多い。毎年ありがたく利用させて頂いている・・ホースから出しっぱなしにされている水がありがたい。

試しに歩く速度を速めると、途端に痙攣する。

自重しなければならないのがもどかしい。

 

暫くそんな状態だったのだが。

あれ?風が冷たくなってきた。

追い風が少し横からの風に代わりしかも涼しい風。。

前半の強い日差しから一転、曇天に変わっていた。

 

さっきまで身体の火照りに悩まされていたのが、噓のように身体が冷えて来る。

呼吸も楽になった気がする。

回復してくる兆し・・・試しに少し走ってみる。

痛い・・・歩く・・・

また走ってみる・・・ちょっと長く走れた・・・

繰り返していいると、走れる距離が長くなる。

かなりゆっくりだけれど、止まらずに走れるようなってきた。

このチャンスを逃すものか。調子が戻ってきたようだ。

またいつ痙攣がくるかわからないけど、兎に角今のうちに走ろう。

ようやく残り3キロ地点まで辿り着いた。

正味4キロは歩いたのか。

35~40 49’54”

 

もうゴールは近い。

風が冷たい。

まさかこんなにも気温の変化があるとは。スタート時には思いもしなかった。。


もっと前半を抑えていれば、今の環境下ならもっと楽に走れたはず・・・・後悔先にたたず。

あー、これがマラソンなんだよな・・・


ようやくゴールまで辿り着く目途がついて、どうにかこうにか足も言うことを利いてくれている。

いつ痙攣が再発するか分からない状態なのだが。

 

既にゴールしていたマイル組のラン友の応援地点を通過・・・足は大丈夫、お道化る余裕があるのが不思議・・・

何故最後になって足が復活するのか・・・不思議だ・・・

いよいよゴールのスタジアムへ入る。

トラックの先にゴールが見える。声援が嬉しい。

ゆっくりペースを保ちつつ、ゴールしました。やったー。

ネットタイム 4:41'23"

 

記録は、12年前の初マラソンに次ぐワースト2位。

そんな記録でも、全く悔しさは無い。

何とも言えない嬉しさ。よく無事(?)に辿り着いたという安堵感。

この環境、身体状況の中で精一杯の事が出来た。

ここ最近の大会欠場などから、とにかく出場し歩きも入りながらも完走できた事に満足しています。

 

例によって、ゴール後の打ち上げは、とにかく格別に楽しかった・・・

ランニングの話は置いておいて、他愛のない話ばかり。そんなことが出来るのは、10年来の仲間たちだから。

 

こうして節目のマラソン大会は終わったのでした。

 

まだ身体の痛みが半端なく残っていて、正直歩くのも辛い。

でも、それが走りきった事の確かな証。

 

また走りたい。

すでに先月になりましたが、11月25日、つくばマラソンに出場しました。

今春のかすみがうら以来、約半年ぶりのフルマラソンです。

本来の予定だと、10月の水戸漫遊マラソンが今シーズンの口開けレースのはずでしたが。。仕事など諸事情から已む無くDNS。

水戸名物の`おもてなし’をたっぷりと満喫しながら楽しく走り、次のつくばで少し冒険しようか・・・なんて考えていたんですけどね。

そんな計画もすっかり吹き飛んで、高速コースのつくばを迎える事となりました。

前半でついつい張り切りすぎて、後半で苦しむ、なんて事はマラソンアルアル。それは是非とも避けたいところですが、その塩梅が上手くいくかどうか。。

 

ここの所のレースでは、30K過ぎからの攣りが課題となっている・・・原因は・・・シューズではないのか?

高反発のテンポネクスト%を履いてのレースは25キロ付近から攣りの兆しがあって、ゴール間際では常に攣りとの闘い。

・・・シューズを変えよう・・・高反発のテンポネクスト%はお休みにして、新たに下ろしたズームフライ4を選択。

試走してみて、やや反発の恩恵は低いけれど、安定度は高く足への負担が少し和らぐ・・・今の自分の筋力には合っていると感じました。

 

前置き長いよ。

 

さてさて、レース当日の早朝、まだ暗い時間に起床。

前日の夜、仕事が長引いて睡眠時間は3時間少々。まあ、これはいつもの事だから、しょうがない。

それよりも、寒い。。。。。

ダウンを着込んもなお寒い。。。。

最近、寒さにグッと弱くなった事もあって、寒さが身に堪えます。。。

 

スタート地点のつくば大学へは、TX~シャトルバスのお陰で、1時間半くらいで到着。7時30くらいには現地の地を踏んでいました。移動距離を考えれば驚きの速さ。スタート時間まで慌てず余裕で過ごせるんだけど、反面、レース着に着替えてしまうと、あまりの寒さから冷えてしまうので、極力ギリギリまでダウンを羽織って防寒。それでもブルブル・・・トイレ2回も使いました。並んで居ないうちに一回、20分ほどの並びが一回。

・・・参考までに、スタート地点に程近い所のトイレは比較的空いてました。あ、この情報を流すと、次回は混んでしまうかな(笑)

 

スタートは9:10の第三ウエーブ。このやり方はスムーズに走り始められて、とても良い。他の大会も導入が進めばいいと思う。押し合いも殆ど無く、ゆっくりとスタートです。

 

ペースは㌔5'30"程度を維持。今回はサブ4堅持で、30㌔以降の足を温存。シューズもあまり跳ねないように攣り対策重視。

 

5㌔までは、調子が出ない。寒くてスタートから羽織ってきたビニールポンチョも脱げない。気温7度と発表があった。高速で走る人にはいいんだろうけど、風もあるし小雨も降って来てるし、なかなか温まらない身には辛いところ。

~5㌔ 28`10"

 

10㌔でようやく温まってようやくくポンチョを脱いでベルトに挟む。捨てない。そこはマナー重視。

次第にペース5‘20"くらいに上がって来る。まだまだ先は長い。足を使わないように自重自重。頑張るのは30以降。

コースはほぼ平坦で、元気のいい周囲のランナー達に釣られて速くなりがちなので気を付けないとね。

基本周囲には自分とほぼ同じようなペースのランナーが多いので、ウエーブスタートの恩恵を感じる。

~10㌔ 27`06"

 

15㌔から23㌔は、ほぼ直線で変化の無い区間。単調で、ここをいかにペースを維持できるかが重要になる。

幸い、ペース走はマイコースの土手で慣れている。淡々と走るのは得意な方なのだ。

エイドもあちこちに充実しているので、シュークリームやらバナナ、飴類、冷凍のべり―・・・ほぼ全部戴いて、ついつい速くなりがちな気持ちを落ち着かせるきっかけとする。

それでも、この区間は最速タイムで通過する。

~15㌔ 26`57”

 

吹き抜ける風が冷たい。小雨も未だ止まない。ベルトに挟んだポンチョを再度着るほどでは無い。

遠くの筑波山も靄がかかっている。

~20㌔ 27`02"

 

ハーフ 通過 1:56`16"

ここまではかなり順調で、足の調子も悪くない。

シューズ選択が功を奏したか。

そろそろ疲れてきたランナーが落ちてくる。しめしめ。悪魔(笑)

~25㌔ 27`05"

 

この辺りから細かく曲がる区間に入る。折り返し区間もあってランナーがすれ違い、ラン友同士でエールを交換できる・・・が、今回はラン友は誰もエントリーしていないので、それが出来ないのだよ・・・寂しい・・・。

少しアップダウンもあって、そろそろ疲れが出て来た。ペースが落ちる。㌔5`30"くらいを維持するのがギリギリが。ここで頑張りすぎてラストで撃沈なんて、怖い怖い。

~30㌔ 27`54"

 

いよいよ、というか、ようやくにして30㌔地点まで来た。

どう何だろう、足はこのまま保つんだろうか。少し無理しても大丈夫だろうか?

と考えていると・・・あれ、右足脹脛下、アキレス腱上辺りに違和感が・・・うーん、もしかして・・・これはまずい・・・悪化しないうちにウエストバッグに仕込んだ魔法のスプレー(その正体はエアーサロンパス笑)を吹き付ける。

東京マラソン以来、これの恩恵に預かってるのね。再度走り出してしばらく様子見。うん、何とか大丈夫。

 

32㌔付近、名物のお汁粉エイド。

このエイド、温かくてとても有難いんだけど、水のテーブルの後にお汁粉テーブルがあって。

お汁粉の後に水を戴きたい、甘さで癒されたあと、口を水でずっきりしたい・・・順番が逆なら最高なんだけど・・・っていつも思う。

だから、水のコップを受け取ってからお汁粉を・・・と毎回思うんだけど。苦しいところなんで、いつも忘れて失敗する。

閑話休題。

 

35㌔地点の名物、口の堀陸橋の激坂、無理して登ったら、けっこうな攣りを誘発・・・うわっ・・・・・今回はしっかりとスプレー・・・

歩きながら解す。足を癒す事に専念。

~35㌔ 28`23"

 

恐る遅る走り出す。ペースは上げられない。何とか力を入れたいがそれも怖い。

周囲のランナーも厳しそうだ。

何回も抜いたり抜かれたりの見覚えのあるランナー達もかなりキツそうだ。

サブ4は確実だから、あとはどれくらい削るかだよ、なんて声も聞こえてくる。

辛いのは自分だけじゃない、みんなも辛いところなんだ。

今回のつくばは、初の一人ランなんだと決めてかかっていたけど、そうだ、走ってるのはみんな共通の目的、ゴールを目指して走っている人達。知人ではなくても、勝手な仲間意識、連帯感が芽生える(謎感覚)

~40㌔ 27`20"

 

残り2キロ、見覚えのある並木林に戻って来た。黄色く色づいた木々が出向かえてくれる。ああ、ようやく戻って来られたんだな。

再度折り返し区間に。エールを交換する余裕はもう無い。皆んな必死に走っている。

 

残り1㌔。最後くらいはスピード出そう。

・・・うわ、やはり無理だ、攣ってきて・・・なだめろなだめろ。

 

そしてゴールとなった。

 

無事にゴールできた事にホッとした。

とにかく無事にゴール出来たことが嬉しい。

無事にもいろいろあるけど。

 

ドリンクやお土産を受け取って、朝出発した荷物置き場へ戻り。

少し座って体を休める・・・かすみがうらでは、攣りに悩んだが、今回は大丈夫。一人だって事もあって、帰路に就くまで気が抜けないのもあるのかも。

寒さがぶり返したきたので、早々に着替えて、現地を後にする。

4年前は、帰路の間中、レースの感想やらを話して盛り上がり、打ち上げ会場へなだれ込んだものだが、それは無し。

ひとり地元へ帰り、ラーメン屋で打ち上げをしました。本当に腹が減っていることに今更ながら気がついた。

 

今シーズン初のレースは、こんな感じでした。

恐る恐る・・・恐々・・・うーん、なんとも安全なランとなった。

冷静と言えばそうなんだけど、言い方を変えれば冷めてたような。

 

レースはお祭り・・・やはり仲間とワイワイしながらでないと盛り上がらない・・・

 

記録を追い求めるのは、自分には性に合わない・・・もちろん努力の末に結果が出るのは嬉しいけれど、それ以上のものがあると、今更ながら気が付いたレースとなったのでした。

 

記録 3:51`49"(ネット)

 

 

 

 

 

 

副業でバーを始めてから既に丸6年が過ぎました。

週2〜3日のみの営業ですが、それでもいろいろ設備は経年劣化が進みます。

今回は、我が店の看板が。。

鯖鯖、、、サバサバ、、ちゃいます、錆錆です。

三郷のインクさんで買って本体に、ステッカーを貼ったモノなんですが、スチール製なので早くも手入れをしなければならなくなりました。

しばらくは看板無しですが、営業時間中は例によって漁火をガンガン点灯させておきますので、通り過ぎる事はないでしょう(^^)