ガチャポンの本体には様々な
機種があります。
コインレスや専用コイン式にするなど
改造に向いているのは
スリムボーイ
(おなじみスリムボーイ)
比較的、故障が少ないのが
スリムボーイか、カプセルステーションです。
※ただしスリムボーイは弁を取ってある事が必須
(弁取り改造後のスリムボーイ取出口)
どちらも、中古で手に入れる事ができます。
GachaOneは手間かかる改造しないと中古は論外
Gacha2も複雑すぎるうえに鍵なしだと
シリンダー4本替えないといけなくて
コスパ最悪です。
カプセルステーションは全体的に
部品点数が少ない事で今でも人気ですが
中古で買おうと思っているならば
知識がないと向きません。
※ガチャ専門店で買う場合は除きます
というのも、スリムボーイは外観の良し悪しで
購入の判断が簡単ですが
カプセルステーションは外観では判断できない
落とし穴だらけだからです。
動作確認済みならまだ分かりますが
●動作未確認
●修理が必要
●ジャンク
●詳しい事は分かりません
●動いていたそうです
●鍵なし
なんて書いてあったら
値段抜きにして買うべきではありません。
鍵なしなら鍵を買えばいいんじゃない?
鍵なんて別に売ってるんじゃないの?
なんて思っていませんか?
ガチャポン本体は玩具ではありません。
ガチャポンは元来、業者が扱う業務用の物です。
鍵番号が機体ごとに違いますから鍵単品なんて
売られていません。
本体を鍵屋やガチャ修理業者に依頼して
鍵を開けてシリンダー交換しないと
使い物になりません。
KALZAにも鍵開けの依頼は、よく来ます。
さらに見ていきましょう。
例えば、こちらのカプセルステーションの
画像を見て違和感分かりますか?
もし、中古でカプセルステーションを
見つけて購入しても失敗する可能性が
あります。
※ガチャ専門店で買う場合を除きます
ここで記事を下にスライドするのを止めて
写真をよく見て考えてみましょう。
答えが分かったかギブアップの方は下へどうぞ。
通常であれば、こうなっているはずです。
上と比較して分かりますか。
こちらは正常な本体です。
中に何か付いているのが見えませんか?
コインユニット(メカユニット)です。
カプセルステーションの心臓部みたいなもので
これが無ければ、使えません。
(コインレスに改造する事で使えるようにはなりますが)
コインユニット(メカユニット)が付いていても安心できません。
つぎは、こちらを見て違和感に気づきますか?
これがコインユニット(メカユニット)です。
ここで記事を下にスライドするのを止めて
写真をよく見て考えてみましょう。
答えが分かったかギブアップの方は下へどうぞ。
違和感に気づきましたか?
答えは、コイン識別器が付いていてません。
(100円かどうかを見極めるコイン識別器)
これが付いてないと、どうする事もできません。
ゲームセンター用の物で代用できますが
安くない事と、微調整が必要です。
このコイン識別器にも難があり
問題なければ以下のようになっています。
通常時にこの「逆への字」状態で
維持していられるものは問題ありません。
これがクセがついてしまったり
経年劣化したものは通常時にも
こんな感じで2時35分を指したような
状態で止まっています。
この状態はコインが詰まってしまいます。
ある程度修繕処置はできますが、また
だんだんこの状態になります。
このように見た目からは判断できない
箇所が多く、安物買いの銭失いになりますから
オススメしない事が分かって頂けたかと思います。
(日焼けしてるのでシール跡と色の違いが分かります)
さらに見た目が悪いものなんて
塗装業者にお願いするだけでも
結構お金かかります。
自力で塗装するだけでも時間と手間と
塗装代がのしかかります。
安かろうで安易に手を出さないと
言ってる理由がお分かり頂けたかと思います。