年末から年始もガチャポンの修理が
チョコチョコと入っているKALZAですが
元々はガチャポンの業者ではありません。
それが飲食店向けに100円のガチャポンを
置いていった事が始まりです。
そこからジワジワと飲食店以外からも
設置したい!という声を頂くも
当時のKALZAは、まだ機械も資本力も
無さすぎて設置のために
二段式の機械を購入するのも一苦労。
(当時はボロボロの筐体しか買えなかった)
機械の高さよりも送料の高さが重荷でした。
それをリペアして何とかお店へ
持っていけるように
なんの知識もないままに整備していました。
上の画像のようにスリムボーイが当時は
主力でしたがスリムボーイのクセをまだ
理解しておらずお店に設置してからの
トラブルも正直多かったです・・・
(KALZA当時初導入のBVM2002)
次第にガチャポンの機械が増えて行きますが
当時はまだ「とにかく機械の保有台数を増やす」
という所に焦点があり買えるときには
機械を買い漁ると言う事をしていました。
(KALZA当時初導入のGachaOne)
(KALZA当時初導入のECCOH500)
こうして見て分かる事は機械の種類が
増えており、オペレーションも整備方法も
機械ごとにちがうこと。
もちろん全て何の知識もありません。
お店でトラブルが起きても修繕方法が
分かりませんので手探りでした。
こうして知らず知らずのうちに
ノウハウが貯まっていきました。
また機械は保有する分だけ鍵がありますが
鍵を紛失する事もありました。
ここで鍵開け技術を確立
お問い合わせで鍵を無くしたから
スペアキーを作って欲しい!
なんでわざわざ鍵開けするの?スペアキーを
用意して欲しいんだけど?
などのご依頼を頂く事がありますが
KALZAは鍵屋ではありませんしこの手の
鍵は膨大に鍵番号があるため不可能です。
そのためシリンダを交換するしかありません。
だから鍵を無くしたら鍵開け作業と
シリンダ交換は必須になります。
また古い機械はどうしても外観に
難があります。
現在のような再生やリメイク技術を
確立させるのは、まだ数年先の事でした
(現在は再生やリメイクする技術を持っている)
さらにECCOH500などは
次第に古くなり過ぎて
引退させて行く事になります。
引退した分、また機械を調達して行く事に
なりますが、機械を調達する費用だって
そんな湯水のごとく湧き出ません。
そこで置き換えとしてカプセルステーションの
調達を始めました。できる限りコストを
抑えるためジャンクをメインで狙っていましたが
ジャンクは修理できない事もあると分かり
今はジャンクは買っていません。
※カプセルステーションはジャンクや鍵なしは
絶対に買わない事!
こうして次第にノウハウを身に着けて行きました。
ひょっとしたらKALZAみたいに鍵を紛失して
困っている人いるんじゃないか?と
いうところから鍵開けのサービスを開始。
ジワジワとご依頼を頂くようになりました。
あるとき鍵開けではない相談を受け
それならと修理全般を受け付けるように
なるのでした。
ただし世の中にある全てのガチャポンが
治せる訳ではありません。
機種や故障箇所によっては修理不可能な
場合もあります。
まずは修理したい機種の写真を送って下さい。