以前の記事の続きです。
硬貨も専用コインも使わずに
ガチャガチャを回すコインレス仕様に
改造する方法を研究しておりました。
コインレスのメリットは硬貨も専用コインも
使わないので、硬貨が詰まる・・・と言った
トラブルを回避できます。
イベントなどで何が出るか分からない
福引と同じような抽選要素さえあれば良い。
コインが詰まったりするようなトラブルが
起きて欲しくないシーン。
そんなに頻繁にガチャを回される事がないシーン。
などではコインレスを使うのは手です。
スリムボーイは既にKALZAにて改造可能で
専用コイン仕様にもコインレス仕様にもできます。
(スリムボーイ)
ただし、スリムボーイは改造してしまうと
改造した仕様になってしまうため
やっぱり元に戻したい場合は
(コインレス仕様から硬貨式へ戻したい)
(専用コイン仕様から硬貨式へ戻したい)
また改造する必要があります。
カプセルステーションのバージョン1〜3を
コインレスで回すには
ただ単にコインユニットを
取り外すだけで、できなくは無いですが
下の画像のように
ハンドルが半永久的に回ってしまいます。
コインレスだからって半永久的に
ハンドルが回って欲しくない訳です。
1回まわったらハンドルが止まる仕様が
好ましいのです。
そこでこの度、KALZAで開発したのが
硬貨仕様とコインレス仕様のどちらにも
仕様を変えられる改造です。
実際に余っていたカプセルステーションを
ハーフにして改造を施してみました。
(改造済のカプセルステーション)
現在は硬貨(200円)で回るように
なっていますね。
早速200円、入れてみましょう。
そしてハンドルを回しましょう。
な、なんと商品が出てきました。
あ・た・り・ま・え!!
200円で回るように設定されているから
そりゃ、そうですね。
さて次は設定を変えてコインレスにします。
まず本体を開けます。
コインユニットを外します。
改造後は本体の背面に
スイッチが付いています。
このスイッチにある六角ナットを
反時計回りにまわして
どんどん緩めていきます。
スイッチの棒が
短くなりましたね。
緩んでグラグラな状態になりました。
次にハンドルを反時計に回してみます。
逆回転を防ぐ機構が付いていますが
それでも反時計に回ってしまったら
機構が正常に動いていないので
ハンドルを左右に回して
もう一度、反時計回りにハンドルを
回してみます。
(回っていない事が映像から
分かり易いように商品ケースを
取り付けてますが、この時点では
まだ商品ケースを取り付けないで下さい)
回らなければOKです。
時計回りに止まるまでまわします。
商品ケースを付けて準備完了!
硬貨仕様からコインレス仕様になりました。
慣れれば5分足らずで、できます。
スイッチを引いてる間だけ
ハンドルを回す事ができます。
ハンドルがちょっとでも回転したら
スイッチを離して下さい。
これで1回だけガチャガチャができます。
商品が出てきました。
そしてハンドルが自動でロックされます。
次、スイッチを引っ張るまでハンドルは
回りません。
コインレス仕様になりました。
まだ改造にあたり価格面の課題があるため
2月末までにはこの改造も
サービスとして提供できるように
準備しています。