卒 | RENATA

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毎日のあれこれ

 

アメブロの管理画面を見たら、

今、公式ハッシュタグで

地味ーにランク入りしていました。

 

 

 

 

そのハッシュタグは、「米寿」。

少し前に、父と母がいただいた

米寿のお祝いについて書いたから。

 

考えてみれば父は、

米寿だけでなく、

卒寿も迎えることができました。

 

米寿が88歳で、

卒寿が90歳ですから、

その間はとても短いのですけれど、

 

でも、この年齢になれば、

その2年は

とても重みある2年だと思います。

 

 

自身が米寿を迎えたことは

父はちゃんとわかっていましたが、

卒寿はもう入院中で・・

(↑満年齢で考えた場合)

 

それは他界する前日だったけれど、

母や看護師さんには

お祝いの言葉はもらえたかな。

 

 

ここでも書いた通り、

私が持参しようと用意した

オルゴールつきの誕生日カードは、

間に合いませんでした。

 

最後に会った日のこと、

最後に電話で話したこと、

どれもはっきり覚えています。

 

父には申し訳ないことをしたかな・・

と今でも時々思いますけれど、

 

それが、父と私の

宿命だったのだろうな・・とも。

 

父は父で、多分

「娘に無理をさせずに逝けた」

と思っていると思います。

「娘のために我慢した自分」

に満足していると思います(笑)

 

その裏側に

「本当はもっと会いたかったけれど」

という思いがあったとしても。

 

 

寂しさはないです。

 

ちょっとしたはずみに

「そういえば父はもういないんだ・・」

と思うことがあるだけです。

 

まあ・・これから

寂しくなるのかもしれませんが、

何となく、私は少し違う気がします。

 

父がその人生を終えたことで、

長く縛られていた過去の呪縛を、

ようやく「過去のこと」に

することが許されたような・・

 

 

もたもた書いていたら

長くなってしまいました。

 

そんな長寿祝い。

今年は母が米寿で、

私は来年還暦です。