Yoga healerのKaliです。
昨日「インド映画RRRから見るヨガ哲学① Dharma : ダルマ」をお伝えしました。
今日は、もう一人の主人公であるビーマとカルマについてお伝えしたいと思います。
ビーマ
壮大な叙事詩「マハーラーバタ」に出てくる主人公の一人がモデルだと思います。
ヨガ哲学でもお伝えしている「バガバッドギータ」がこの「マハーラーバタ」に含まれている壮大なストーリーです。
ビーマはアルジュナの兄弟で、超人的な怪力の持ち主で、棍棒、拳闘に優れた才能を発揮し、叙事詩では大英雄アルジュナ(「マハーラーバタ」の主人公の一人、「バガバッドギータ」の主人公)にひけをとらない活躍をする。(Wikipediaより)
(映画の中でも、とても強かったですね!この画像の通り、すこしぽっちゃりした俳優さんでしたw)
実は昨日ご紹介した「ダルマ」が「バガバッドギータ」」のメインテーマになります。
「バガバッドギータ」の主な登場人物は、クリシュナとアルジュナです。
*ラーマはクリシュナの化身でしたね。
*アルジュナとビーマは兄弟です。アルジュナも弓が上手な人でした。映画ではラーマが弓で戦っていました!
この映画では、叙事詩『マハーラーバタ』と『ラーマーヤナ』を上手く組み合わせてキャラクター設定がされいるので、3時間の映画の中でいろいろな人間関係とストーリが繋がっていました
カルマ
「バガバッドギータ」の教えの一節がそのまま映画でも使われていました。
2章47節
あなたの職務は行為そのものにある。決してその結果を動機としてはいけない
まさしくカルマですね。「行い」をするか、しないか。
私たちの行いは自由意志なので、自分で選んで行動しています。
でも、不得意な行いもあります。ご褒美をもらえるならやるけどーと考えてしまいます。
その「不得意」を選んでいるのも自分なんですよね。そういうことをいろいろと考えるのが哲学なんです