Yoga healerのKaliです。
今頃になってしまいましたが、インド映画のRRRを観てきました
有名なダンスシーンぐらいしか前情報がなく観たので、驚くシーンが沢山あり思わず声がでてしまった所も。。3時間あっという間でした!
(お隣に座っていた方、申し訳ありませんでした)
この映画では、ヨガ哲学が色々とちりばめられていました
まず、主人公の一人である警察官のラーマ・ラージュ
(ここですでに弓と矢を持っていますね)
彼の名前は、古代ヒンドゥー教の叙事詩『ラーマーヤナ』の中心人物であり、ヴィシュヌのアヴァターラ(化身)です。
ヴィシュヌは、インドの3大神「創造」「維持」「破壊」のうち、創造された宇宙の「維持」にあたるものです。
他の二つは、
「創造」ブラフマー
「破壊」シヴァ
(この映画でもシヴァの像が時々でてきていましたね)
なので、「ラーマ」という名前がどれだけすごいのかが分かると思います
また、この「ラーマ」は、ヨガ哲学でもとても重要になる考え方である「Dharma:ダルマ」の象徴でもあります。
Dharma:ダルマ
目の前にいる知り合いを殺し、喜べる事はない。でもこれは戦いだからやらないといけない。理性では、戦わないといけないと知っているが、感情では戦いたくない。
ダルマとは、人は自分ではどうしようもない運命に立たされて生きていかなければならない。
止まることも、引き戻すこともできない。
変えられないなら、その運命にどう向き合っていくのか。
これがダルマであり、ヨガのゴールでもあります。
ラーマの婚約者の名前がシータでしたね。
私は、天空の城ラピュタにでてくるシータを思いだしました。
ラーマとシータは、『ラーマーヤナ』の中でも夫婦です