My Dance History - ㉘新たなハーラウで | HulaとHawaiiの日記

HulaとHawaiiの日記

1995年にハワイへ移住。フラを中心としたハワイでの生活日記です。

 

フラを初めて30年。

私は幼い頃から踊りをしていたので

踊り始めてからは47年(笑)

自分の人生の中で踊るという事がほぼほぼ占めている。

去年から引き続き

私のDance History を書いています・・ 

 

㉗を読まれていない方は、こちらから先にどうぞ。

 

 

 

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㉘新たなハーラウで。

 

ハワイに来て、最初のハーラウは、

Kumuがマウイ島に引っ越す事になり、

ハーラウは解散に。

 

大きなハーラウでは無かったけれど、

家族の様な温かさの中、

大切なKahiko,歴史、

そして、ワイキキでのショーやイベントなど

多くの知識や経験をさせてもらいました。

 

日本人は私しかいなかったけれど、

ローカルと同じように育ててくれたKumu,

ありがとうございました。

 

そして、私は、友人がこれから通うというハーラウに

通うことになります。

 

レッスン日は夜。

このハーラウは、最初のハーラウと違い、

大きな大きなハーラウでした。

大きなハーラウですが、

上下関係や役割がしっかりしていたので、

新しく入った私達にも

先輩ダンサーがしっかりと面倒を見てくれ

安心して入る事ができました。

 

入ってすぐに気が付いた事は

ステップの違い。

 

最初のハーラウとは真逆のステップだったので、

最初から戸惑いました。

 

また、手の動かし方、

最初のKumuも今回のKumuも男性ではあるけれど、

今回のKumuの手の出し方は、

もっと男性っぽい。

 

それも、このハーラウの特徴であり、ルーツである事、

そして、両方のハーラウがそれぞれのスタイルを持ち、

それぞれが正しいという事を学びました。

 

 

以前のハーラウが解散してしまったので

ハーラウを変更しなくては行けなかったけれど、

この時初めて、同じルーツのハーラウの入る事の大切さを

感じました。

 

とわいえ、ご縁があって入ったハーラウ。

1つ1つ目標を立てこなしていくのが

好きな私なので(笑)

先輩達のステップ、動きを研究し

ハーラウのステップに近づけるように練習です。

 

その後、少しづつ、クラスが上がっていくと、

ダンサーズクラス(いわゆるショーに出れるクラス)

へと入る事が出来ました。

 

そのクラスでは、

毎レッスンの最初に、

先週習った所を一人づつ踊ります。

Kumuからコメントをもらえる時もあれば、

スルーの時もありますが・・

 

勿論、仕事が忙しくて行けなかった時でも、

次のレッスンでは、踊らなければなりません。

 

ショーに出る事はどれだけの責任があるか

という事ですね。

 

それから更に数年。

私も色々なショーに出させて頂ける様になり、

自分の中でもある程度

皆と同じ様なタイミング、

動きが出来てきているという実感が湧いてきていた頃、

大きな舞台がありました。

 

3つの大きなハーラウ合同での舞台。

 

ダンサーズのクラスは、

他のクラスよりも多く踊る事になったのですが、

私は、その時点で、ダンサーズクラスから外されました。

 

理由も分からないまま、

(勿論、Kumuに聞くことはタブー)

私は普通のクラスで練習を重ねました。

 

何で外されたのだろう?

そんな思いが頭に過りながら、

練習をし、本番を迎えました。

 

そのもやもやっとした気持ちで

大きな舞台に臨み、

もやもやしたまま舞台は 終わりました。

 

気持ちが少しづつ

ハーラウから離れていくのを感じ、

目標を失った自分がいました。

 

何がいけないのだろう。

皆と同じ様に動けているのに。。

 

ある日、日本にあるKumuのハーラウの先生が

ハワイのお教室にレッスンに来るという事で

私はKumuに通訳として呼ばれました。

 

Kumuから先生への厳しい指導があり、

ステップの修正、

ハンドモーションの丁寧な出し方などなど

細かい事を指摘されていました。

Kumuの真剣さが伝わってくるレッスン。

最後に、1曲、、

先生のフラを見せてもらいました。

 

それを見て、

はっと思ったのです。

 

私に足りないのは、

心だ!と。

 

Kumuは、今日は通訳をしてくれて

ありがとうと笑顔で送ってくれたけど、

私に、きっとこの事を伝えたかったんだと

いう事を感じました。

 

それから、私の足りない心でフラを

踊るという事をどうしたら出来るようになるかの

挑戦が始まります。

 

技術は、練習すれば時間はかかるかもしれないけれど、

出来るようになる、でも、心って・・・

 

その目標が達成する前に、

私は、3つ目のハーラウに移籍する事になるのです。

 

そう、フラのお店で働くことになり、

オーナーが入っているハーラウのKumuの

レッスンをお手伝いする事も私の仕事なのです。

 

ハーラウに所属していて、

自分のKumu以外のKumuのレッスンをお手伝いする事は

筋が通っていない・・と思った私は、

自分のKumuに話をして、

ハーラウを辞める事にしました。

 

そんな自分勝手な私に

Kumuは、

何処でフラを学んでいてもフラを続ける事の大切さは同じ。

頑張りなさいと。

 

優しいエールを頂き、

私は3つ目のハーラウの扉を叩くのです。

 

 

 

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