毎年9月に行われている
アロハフェスティバル。
1946年にAloha Weekとして初めて開催され、現在も
ハワイの音楽、ダンス、芸術、料理を通してハワイの文化や
伝統を祝うお祭りとして毎年およそ1ヶ月の間、各島々で
色々なイベントが行われています。
ここ、オアフ島では、フェスティバルの初日には
ロイヤルコートで、チャントやフラカヒコと共に古代ハワイアンの儀式でフェスティバルが開幕され、明日の夕方には
カラーカウア通りではブロックパーティー、30日は75回目となる有名なフローラルパレードと盛り沢山。
そして、フェスティバルを支援するリボンやTシャツを着た人々、AlohaシャツやMuumuuなどハワイアンスタイルで
町を歩く人々など、普段以上にハワイを感じる時期でもあります。
フェスティバルについては、きっとBlogで何度か書いていると思うので 今日はテーマについて少し書いて見ようと思います。
毎年Festivalのテーマがあってね。
今年は、Piliʻāina
Piliとʻāinaは、フラダンサーにとっては、身近に聞く、
Hulaでも良く使われる言葉ですね。
Piliは、繋がる、一緒になる、親しくなるなどの意味
ʻāinaは、土地ですよね。
土地と繋がる。。土地を理解し、身近なものになる。
それが今回のテーマだそうです。
ハワイに住み、ハワイと繋がる事。
そう、土地と繋がる為には、まずhuli ka lima i lalo -あなたの手は、自然と地球と物理的に繋がっていないといけない。
最後に花を摘んでLeiを作ったのはいつ?
山に入って森の香りを吸い込み、鳥達のさえずりを聞いたのは
どの位前?
最後に、空を見あげて大きな虹を見たのはいつ?
日常生活に追われて、私達の美しい世界を見る、感じる事を忘れてしまっていませんか?
更にこうも綴っています。
Mamalaという言葉は、今、日常的に使われていませんが、
ホノルル港の以前の名前 Mamalaは、この海域に住んでいた女性のサメの名誉でもあります。
ダイアモンドヘッドの以前の名前は Lē`ahi 。
このLē`ahiは、Lae`ahi (マグロの額) の短縮形です。
Lae`ahiがどの様な意味を持つかを調べて行くと、名前の由来が分かります。
関連する風の名前、雨の名前、MeleやHulaを通して更につながる物語へと進んで行けるのです。
こう言った伝統的な地名の言葉から
その場所特有な風や雨、物語やMeleを知る事は
私達の土地への理解を深めるのに役立ちます。
あなたの住んでいる土地の伝統的な名前を知っていますか?
その場所にちなんだMeleとHulaをご存じですか?
2023年は、私達が土地について知り、歌い、踊る年なのです。
(Aloha Festival official HPより)
フラもMeleから多くの事を学びます。そして、それが色々な場所や物語と繋がっていたりするのです。
ハワイ語の言葉から、その場所から、Meleから
ハワイの祖先達が残してくれたものが沢山あるハワイ。
フラダンサーは、どんなにHulaがうまく踊れても、
ハワイを知らければ、本当のHulaは踊れないと
あるKumuの言葉が頭に過りました。
今年のテーマの様に、
常にハワイと繋がっている事が、フラダンサーとしての
使命ですね。
学び続ける事を忘れずに、
ゆっくりと進んで行きましょう~
良い週末をお過ごしください
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