現在のハワイ諸島の区域の柱となった古代の制度、
13世紀頃に始まった`Ahupua`a
水は人々の生命と同じと考えるハワイの思想の通り、
天から降りてくる雨、山から下流へ、河となり海に向って流れていく。
全ての区域に山があり、土地があり、海がある様に平等に区分された制度が
`ahupua`a.
そこの住む人々が酋長の指示の基、助け合いながら生活を営んでいた時代。
Moku puni というのが、島、Moku が大きく分かれた区分、`Ahupua`a
が小さく分かれた区分、そして、更に小さく分かれたものが `Ili 。
オアフ島で例えると、
Mokupuni - オアフ島(1つの島)、
Moku - 6つの区分(Waialua, Waianae, Ewa,Kona, Ko`olaupoko, Ko`olauloa)
そして、
書き出せないくらいの縦に区切られた`Ahupua`aと`ili があります。
前回のイベントの為にモーションを作り、
踊った曲、Ka poli o Kahalu`u
Kahalu`u がある場所、Ko`olaupoko のエリアへ向ったの。
Ko`olaupoko は、ハナウマベイから、
クアロアのエリアまでのエリア。
途中ワイマナロを抜けて、カネオヘ、ヘエイアを抜けて、
カネオヘ湾に面した場所が’このカハルウいう場所。
歌詞の中に出てくる、Ahuimanu は
カハルウの山側にある場所の名前、そして、Poaihale がこの場所にふる雨。
Ua Poaihaleと呼ばれる雨は、
Kahalu`u に降る雨の名前で、家
の四方に吹き荒れる雨という意味があるの。
別名 Wind ward と呼ばれる程、
雨が多く、風の強いこのエリアだからこその雨。
訪れた日は、真っ青なお天気の日だったので、
残念ながらこの雨に出会う事は無かったけれど、
ビーチ沿いでは、吹き荒れるにふさわしい強い風が吹いていました。
ペレとヒイアカの伝説の中では、
ヒイアカが旅の途中にカネオヘ湾で歌を歌いながら歩いている時にこの雨に出逢ったそう。
なかなか、立ち止まる事がないKahalu`u.
ハワイアンソングから学ぶもの、そしてこの場所に立ち感じるものって
フラダンサーとして大切な事。
伝説の中にも残る、美しい海岸と時より吹く強い風が、椰子の木を揺らし、
コオラウ山脈からの少し冷やりとした緑の香り一杯の空気を運んでくれるようでした。
もうちょっとだけ、私のHuaka`iは続きます
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