Ka`apuni O`ahu ③ | HulaとHawaiiの日記

HulaとHawaiiの日記

1995年にハワイへ移住。フラを中心としたハワイでの生活日記です。

 

 

今年作ったフラモーションの中で

1番多かったのが、

Hala Treeが出くるMele.

 

*Kamalani o Keaukaha

*Hamoa Hula

*Ka poli O Kahalu`u

*Lei Hala

*Lei hala pono o Kailua

*He mele aloha no Puna

 

まだあったのかも知れないけれど、

今 ふと思い出してもコレだけあるのね。

 

生徒さんからのリクエスト、

私が選曲したものも含めて気がつくと

Mele の中にHalaが出てきている。

 

実際に、今回オアフ島を軽~く

Huaka`i しただけでも、沢山のHalaの木に出会えた。

 

それは、Pele とHi`iakaの伝説に

基づいているからかもしれない。

よく知られているのは、

ハワイ島東側のPuna. 

Pele の住むKilauea のすぐ近くにPunaの森がある。

Puna と言えば、Halaの森として有名で、

PunaのMele には必ずといって良いほどHala の木が出てくる。

伝説の中で、妹のHi`iaka が

カウアイ島からなかなか戻らず、

嫉妬と怒りでPuna の森を燃やしてしまうPele.

そして、Hi`iaka の大切な友人、フ

ラを彼女に教えたと言われているHopoeも燃やし、

彼女は小さな石になり、1946年の津波で動かされるまでは、

石になってもその海辺で踊っていたというお話。

 

そして、もう1つ興味深い伝説がある。

ペレがタヒチからカヌーによってハワイ諸島に

向けてやってきた時の事。

最初の島に着陸した時、Peleのカヌーは、

Halaの力強い根や葉に巻き込まれます。

目の前には、Halaの木々。Peleが、

自分のカヌーを巻き込んだのがこのHalaで

邪魔をするこの木々を粉々にし、

ハワイの島全体に放り投げたそう。

お陰でハワイ諸島全域に、

Hala 木が根付いたと言われています。

 

ハワイ全体に広がったお陰で、

色々な場所でHalaの木を見ることができるのは、

Peleのお陰かも知れません。

 

そして、Halaの木は、

古代ハワイアンの人達の生活にとって必要で不可欠なもの。

皆さんもよく知っているLauhala(葉)の部分は、

籠、マット、帽子、屋根や壁の裏地に、

幹はカヌーや柱など

乾燥させた実は、鉛筆や筆、

根は薬として使われていました。

 

Halaの木は、雄の木と雌の木に分かれています。

雄の木のみ咲く花をHinano, 

雌の木になるのが、

一見パイナップルの様に見える実。(食べれません:笑)

 

ハワイアンソングでは、こ

のHalaの香りがとても良いと歌われる表現が多いのです。

実際に、Halaの木の近くに立つと、

風によって独特の良い香りがする。

枯れた葉を、頂いてブレスレットを作ろうと

持ち帰ったが、

枯れた葉でもその香りはまだまだ継続。

本当にいい香りドキドキ

 

でも、、、

今までに雄の木の花 Hinano を見たことがないのです。

そして今回も、出会う事が無かった。

出逢ったのは全て雌の木。

なかなか見かける事の無い雄の木。

いつか出会いたい~ラブラブ

 

Halaの木を見ながら、

色々なワークショップでの時間を思い出しました~。

 

まだ、Huaka`iは続きますよ~ウインク

 

 

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