こんにちは、いとうきよしです。
毎日ぼけーっとしているようですが、
お店で働く皆さんが思わず笑顔になるようなお話を
お届けしています。
今日からまた再開します。
是非ともおつき合いください。
遅ればせながら、
伝え方が9割
佐々木圭一氏著を
読んでみました。
大分売れているようで、
続編も出ているみたいですね。
この本を手にした理由は、、
自分の、
文章も、話し方も、
全く相手に伝わらないという現状を打破
しようと思ったからに他なりません。。
この本には、
コピーライターだった氏が、
伝わる文章を書くために修得したノウハウが、
ふんだんに披露されています。
例えば、
ボクの前職はミスタードーナツ。
ドーナツと一緒にコーヒーなんぞを注文すれば、
至福のひと時が味わえるというイメージを持っている方もいると思いますが・・
あれ?
そういえば、
コーヒーのお替りって、
まだやっていますよね。。
やっている!?
ならば、一安心。
かつては、
珈琲デカンタを持ってかっこよく客席を歩く方法とか、
お替りをお勧めするときのカッコいいトークとか、
お客さまに惚れられるようなコーヒーの注ぎ方、
等々を真剣に考えたりしたものでした。
カウンタで、
注文をいただくときも、
すぐに提供できるように、
次から次へとコーヒーを淹れるのは当たり前。
なんてったって、
コーヒーの提供期限は
30分って決まっていましたから、
大変です。
必死に気を配ってはいましたが、
コーヒーを注ごうとしたら、
デカンタが空っぽ!?
時間切れ!?
あれーーーーー!?
なんてことが、
たまにありました。
こうなると、
お客さまをお待たせしなくてはなりません。
最悪の事態です。
慌てて次のコーヒーを淹れますが、
それより先にお客さまにおことわりをいれなければなりません。
申し訳ございません。
コーヒーはただいま品切れです!
または、
新しいコーヒーが5分でできますので、
お待ちいただけますか??
こんなセリフを言っていたとしたら、
名著「伝え方が9割」的には、
お客さまに逃げられてしまうんだそうです。
自分(自店)都合で、
お客さまに
イエスっ!
と言わせようとしても、
そうは問屋が卸さない!
との事でした。
じゃ、
何と言うか?
お客さまが
お得感を感じるようなトークにしましょう!
ということでした。
申し訳ありません、
淹れたて、出来たての
美味しいコーヒーが
5分で出来上がりますので、
少しだけお待ちいただけますか。
なんてのは、
一例ですが、
出来たてのコーヒーが飲める!
という、
相手にとって好ましい、
心をくすぐる一言をプラスすると、
待っていただける言葉に変えることができる。
というノウハウが披露されていました。
すごいですよね!
他にも、
・嫌なことを回避するような言葉に変える
・複数答えを考えて、どちらかを選ばせるようにする
なんてノウハウが紹介されていました。
よく読んで、
ボクも相手に
イエスっ!
と言ってもらえるような
言葉を話せるようになりたいと
強く思う次第です。
飲食店でも、
接客時のみならず、
新人さんのトレーニングのときにも、
使えそうなネタが満載ですので、
必読書ですね。
今日は、ここまで。
実は、
この本を(電車の中で)読みながら、
ボクはちょっとしたトラブルに巻き込まれそうになったのです。
しかし、
この本に書かれていたノウハウを使うことにより、
見事、トラブルを回避することができました。
そのトラブルとは、
いったい何だったのでしょう??
どんな言葉で回避したのでしょう???
それは、、
また次回(があったら)
お伝えします。
最後までおつき合いいただきありがとうございます。
お気に入りいただけましたなら幸いです。
またのお出かけをお待ちしております。