インダストリアの最期 | カクザンのブログ(岡山市の親子将棋教室)

カクザンのブログ(岡山市の親子将棋教室)

子どもたち、保護者の方に、将棋の楽しさ・魅力をお伝えします。次回教室は高島特別教室が6/30(日)、津山おもちゃ図書館特別イベントが7/7(日)の予定です。

NHKで放映中の未来少年コナン。今回は第25話「インダストリアの最期」でした。

 

ギガントの翼上を駆けるコナン(小原乃梨子)ですが、強風に煽られ、また戦闘員の銃砲で集中攻撃を受けます。ダイス船長(永井一郎)も銃砲で応戦。「こんなものは、叩けば動くんだよ」と、銃砲は360度回転後、弾はギガントの本体に命中。空いた穴からコナンは中へ入りこむことができました。

 

「何を手こずっているんだ」とレプカ(家弓家正)は強力な銃砲でダイス船長とジムシー(青木和代)のいる銃砲を破壊します。レプカがとどめを刺そうとした瞬間、窓にはコナンの大きな顔が。「振り落とせ」と銃砲を左右に激しく揺らすレプカ。バランスを崩した同乗の戦闘員の肘がボタンに触れ、銃口が本体に向いたところで停止。発砲されてしまいます。

 

「火をふきやがったぜ。こっちも行こう」とダイスとジムシーもコナンのもとへ駆けつけます。ダイスは風に飛ばされ、危なかったですが、コナンに足でキャッチされ、首の皮一枚のところで助かります。

 

ギガントの機内では戦闘員たちが消火活動をしていますが、火が強く手こずっています。そこへレプカが戻ってきて「お前たちは非常消化装置を知らんのか?」。レバーを引くと、大量の消化液がレプカの顔に。こうして火災はいったん収まりますが機内は泡だらけです。

 

戦闘員:「局長、どこです?」

レプカ:「うろたえるな!被害状況を把握して報告しろ」

 

どこまでも官僚的なレプカですw

コナン、ダイス船長、ジムシーの3人は機体後方のコントロール室に入りこみ手あたり次第破壊していきます。ついにメインエンジンは発火、レプカはこれを切り離します。ここで、ダイス、ジムシーの2人は尾翼上方へ、コナンは本体へと2手に分かれます。

 

ジムシー:「長い階段だなあ、どこまで続くんだ。・・・ダイス、見ろよ」

ダイス:「ギガントさんが丸見えだぜ。・・・この鉄砲は簡単だ。叩かなくても動くわ」

 

ダイスはギガントのあちこちを銃撃。「レプカ、降伏して近くの島に不時着しろ!」。

しかし、レプカは「死ね、ダイス」と尾翼を切り離します。「天井が動いていく」と驚くコナン。そして、天井がなくなり、尾翼内のダイスとジムシーと目が合いますが、尾翼はそのまま海へ落下していきます。

 

1人になったコナンはレプカのもとへ向かいますが、レプカの姿がありません。すると機首のあたりから音がします。レプカがのった脱出機が飛び立とうとしているところでした。「待て!」とコナン。乗り口で見張っていた戦闘員がコナンに気づき、蹴ろうとした足にコナンはつかまります。

 

戦闘員:「ああ、落ちる~」

レプカ:「手を離せ」

戦闘員:「落ちる、落ちる~」

 

可哀想な戦闘員は下に落ちますが、代わってコナンは素早く機内に乗り込みます。コナンを蹴り落そうとするレプカですが、体勢が入れ替わり形勢が逆転。片手一本で脱出機にぶら下がった状態です。そこに先ほど下に落ちた戦闘員がしがみ付きます。レプカの手が離れた瞬間、今度はコナンが手を差し伸べます。そこへ他の戦闘員たちも駆けつけ、我も我もとレプカにしがみつきます。まるで芥川龍之介の「蜘蛛の糸」状態。ここで音声が途切れ、コナンとレプカの手と手が離れます。上空へと離れていく脱出機。下には炎にまみれたギガント。

 

インダストリアでは脱出に向けて総出での作業が進められていましたが、大きな地震に見舞われます。ラオ博士(山内雅人)によれば、地殻の最後の岩盤が破壊された可能性があり、一刻も早くここを脱出した方が良いとのこと。コナンたちのことが気がかりだったが、出航を決意するラナ(信沢三恵子)。

 

モウ博士(雨森雅司)ら老博士たちは一人ひとりラオ博士に最後の挨拶をします。彼らはインダストリアとともに海に沈む覚悟なのでした。

 

サルベージ船で引き上げられた救出船が出航する中、インダストリアのまちは海に沈んで行きます。まさに間一髪。しかし、コナンたちの安否はまったく不明のまま。

 

次回はいよいよ最終回です。

 

余談ですが、冒頭のナレーションを担当されているのは伊武雅之(現・伊武雅刀)さんで、なぜか本編の声優陣には登場していません。カクザンが小学生だった放映当時の新聞テレビ欄には、毎回、「ナレーション:伊武雅之、声:小原乃梨子」と表示されていたのを覚えています。

 

また、音楽担当の池辺晋一郎さんは大河ドラマでも有名な作曲家ですが、テレビアニメを担当したのはこれが初めてだったそうです。カクザン少年は、その数年前に放映されていたNHK少年ドラマシリーズ「なぞの転校生」以来、池辺さんの大ファンになったのでした・・・。

 

 

↓ 人気ブログはこちら。


人気ブログランキング