カクザンのブログ(岡山市・高島公民館親子将棋教室&操山公民館こども将棋クラブ)

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将棋をこれからはじめる子どもたち、保護者の方に、将棋の楽しさ・魅力をお伝えします。そして、上達のためのヒントをたくさん提供してまいります。

次回の高島教室は4/7(日)、操山教室は4/14(日)の開催です。

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「四間飛車」シリーズ。今回からいよいよ実戦編に入ります。棋譜が読める方は、ぜひ、将棋盤に並べて確認するようにしてください。

 

○初手からの指し手:▲7六歩、△3四歩、▲6六歩(途中図)

 

「四間飛車」の初手は▲7六歩です。対する後手の指し手は△3四歩か△8四歩のどちらかであることが多いです。後手がどちらの手できても大丈夫ですので安心してください。今回は後手が△3四歩としてきた場合の実戦例です。

 

この局面で早くもお互いの「角」筋がぶつかりました。このままだと、いつでも「角」交換されてしまうので、早くも緊迫した局面といえるかもしれません。実際には、ここで、「角」交換されても、それはそれで一局の将棋になるのですが、「四間飛車」とは全く別の将棋になってしまう可能性が大です。誰でもそうなのですが、初心者の方は特に、なるべく自分の得意な戦法で戦う方が力を発揮しやすいため、ここでの「角」交換はオススメできません。

 

そこで、次の▲6六歩という手を覚えておいてください。この一手で、後手からの「角」交換を防ぐことができ、余計な変化を気にすることなく、自分の土俵すなわち「四間飛車」の戦いに持ち込むことができるというわけです。

 

(途中図 ▲6六歩まで)

 

○途中図からの指し手:△8四歩、▲6八飛、△6二銀、▲4八玉、△4二玉、▲3八玉、△3二玉、▲2八玉、△5二金右、▲3八銀、△7四歩、▲5八金左、△1四歩、▲1六歩、△8五歩(図1)

 

 

(図1 △8五歩まで)

 

先手は▲6八飛として「飛」を「四間飛車」に構え、「玉」を「飛」と反対方向の安全な場所に移動させていきます。

 

後手も同じように「玉」を「飛」と反対方向へ移動させますが、「角」がいるために、現状では「3二」の地点までしか移動させることができません。対する先手は「飛」が左方面へ移動しているため「2八」の地点に「玉」を移動させることができます。先手と後手のこの違いに着目してください。

 

「四間飛車」は将来、戦いになった時に、どこが戦場になるのかというと、将棋盤の左半分のあたりになる可能性が大です。一般的に、「飛」の近くで戦いが起こるため、お互いの「飛」がいる盤面の左方面が危険地帯になる可能性が高いわけです。そして、戦いになった時に、「玉」の位置が戦場から近いほど危険で、遠いほど安全であることは分かりますよね。

 

再び先手と後手の「玉」の位置を確認して欲しいのですが、後手「玉」が3筋にいるのに対し、先手「玉」は2筋におり、1マスですが、先手「玉」の方が戦場から離れた位置にいることが分かると思います。このわずかな違いが、将棋ではとてつもなく大きな差となって、中終盤に現れてくるのです。

 

この話はとても大切なポイントですので、高島教室では何度も繰り返し説明する予定ですが、ぜひ覚えておいてください。

 

△5二金右で後手「玉」の囲いは一応完成です。この後手「玉」の囲いは「舟囲い」(ふながこい)といいます。囲いといってもあまり堅い囲いではありません。囲いに手間をかけずに、早く攻撃態勢の構築を目指す場合に、この囲いで戦うことが多いです。「四間飛車」が最も多く対戦する代表的な囲いです。

 

一方、先手は着々と「囲い」の完成を目指し、▲5八金左で「本ミノ囲い」が完成しました。後手「玉」に比べて、「玉」の位置が安全であることに加え、囲いの堅さでも、「舟囲い」よりもはるかに上回る堅さを誇ります。なので、いつ後手から戦いを仕掛けられたとしても、強く迎え撃つことができます。

 

後手の△1四歩に対しては、先手も▲1六歩と突き返しておきます。これで、先手「玉」の逃げ道が確保され、万全の状態になりました。

 

さて、最終手の△8五歩に対しては注意が必要です。次に△8六歩、▲同歩、△同飛が後手のねらいですが、これを許してはいけません。軽くこれを阻止する手を考えてください。

 

 

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「四間飛車」シリーズ。今回も「前置き」(5回目)です。

 

図3まで進んで、「四間飛車」の「ミノ囲い」が完成しました。この囲いが有名な「ミノ囲い」です。相手が速攻を仕掛けてきても、「ミノ囲い」が完成していれば、「四間飛車」は強く迎え撃つことができるので安心です。

 

「四間飛車」では、まず、「飛」を左から4番目のマスに移動させておいてから、こんどは「飛」がいた場所に「玉」を移動させて「ミノ囲い」をつくる。序盤戦のポイントはこれだけです。練習対局で何度も試してみて、この形を体得するようにしてください。

 

(図3 ▲3八銀まで)

 

図3の局面で、相手がまだ攻めて来なかった場合、「四間飛車」は、さらに「玉」を安全にする「囲い」の完成を目指します。あと1手あれば、鉄壁「本ミノ囲い」(ほんみのがこい)の完成です。

 

○図3からの指し手:▲5八金左、▲1六歩(図4)

 

(図4 ▲1六歩まで)

 

図3から、▲5八金左と指した形が「本ミノ囲い」と呼ばれる囲いです。格言に「玉の囲いは金銀3枚」とありますが、「本ミノ囲い」はまさに金銀3枚の囲いになっていることを確認してください。

 

欲を言えば、さらに、▲1六歩(図4)とハシ歩を突いておくことができれば完璧です。このハシ歩は「玉」の「逃げ道」で、終盤戦の一手争いになった時に、威力を発揮するのです。

 

以上が「四間飛車」のポイントです。4月からの高島教室では、毎回、3分程度の時間をとって、上記手順のおさらいを行う予定です。そして、ここから、相手の指し手に応じた実戦的な戦い方・考え方を紹介していく予定です。

 

 

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「四間飛車」シリーズ。今回も「前置き」(4回目)です。

 

(図2 ▲3八玉まで)

前回の図2の局面から、「四間飛車」はさらに「玉」を安全にする「囲い」の完成を目指します。

 

○図2からの指し手:▲2八玉、▲3八銀(図3)

 

(図3 ▲3八銀まで)

 

図3まで進んで、一応、「四間飛車」の「玉」の囲いが完成しました。この囲いが有名な「ミノ囲い」です。完成までの手順も比較的分かりやすいので、初心者にはもってこいの囲いだと思います。にもかかわらず、非常に堅くて優秀な囲いであり、プロの対局でも一番多くみられる囲いかもしれません。

 

図3となれば、「四間飛車」はいつでも強い戦いができるのですが、相手が攻めてこなければ、もう、もう1~2手、囲いに手をかけておきたい手があります。その手を次回ご紹介します。

 

 

 

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