地下の住民たち | カクザンのブログ(岡山市の親子将棋教室)

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子どもたち、保護者の方に、将棋の楽しさ・魅力をお伝えします。次回教室は高島特別教室が6/30(日)、津山おもちゃ図書館特別イベントが7/7(日)の予定です。

新型コロナの影響下、社会全体がまだ巣ごもり状態だった今年の5月からNHK総合で再放映中の未来少年コナンもいよいよ大詰めです。前回の記事で、りんごさんから、ここからは毎回が「ノンストップの活劇会」というコメントをいただきました。そこで、最終話まで毎回記事アップしていきたいと思います。

 

ハイハーバーで、インダストリア軍の侵攻を抑えることに成功したコナン(小原乃梨子)たちですが、大津波の被害がラオ博士(山内雅人)のいるインダストリアにも及んでいるのではないかが気がかりです。そこでコナンは、ハイハーバーに残されていた唯一の輸送手段であるフライングマシン(これは昔、ラオ博士が色々な島に取り残された人々を救い、ハイハーバーに連れてくるのに使われていたもの)が動かないかと考えました。操縦者としてコナンが指名したのがなんとモンスリー(吉田理保子)だったのでした(ここまでが前回のあらすじ)。

 

インダストリア上陸に成功したかにみえたコナンたちですが、インダストリアの飛行艇・ファルコに見つかり銃撃を受けてしまいます。ちなみにこのファルコは以前、モンスリーが乗っていてコナンによって墜落させられていたものでした。修復後は銃口が装備されて戦闘能力が増していました。

 

傷を負ったコナンとモンスリーはインダストリア行政局長のレプカ(家弓家正)のもとへ連行されてしまいます。

 

一方、ラナ(信沢三恵子)、ジムシー(青木和代)、ダイス船長(永井一郎)たちと離れ離れになります。ラナたちは地下の居住区へ向かいます。そこにはかつてコナンたちがインダストリアから脱出したときに助けてくれたルーケ(田中秀幸)たちがいるはずです。しかしすぐに追手がやってきて、ラナたちはトロッコをつかって地下へ潜入します(ジェットコースターのようなスリル満点な描写でした)。無事に再会を果たしたルーケから、インダストリアはすでにレプカの独裁状態になっていることを知らされます。

 

モンスリーから事情の説明を受けるレプカですが、どこかいぶかしげな様子です。フライングマシンが爆発する直前に、コナンがモンスリーを背負って救出したのはなぜなのかというわけです。その場はなんとかごまかすことに成功したモンスリーですが、レプカに案内され、ひどい拷問を受けた様子のラオ博士と対面することになります。「ラオはすでに私の手中にある」とレプカ。しかし、生きているのが不思議な危険な状態のようです。

 

どんなに拷問をかけても太陽エネルギーの秘密を明かさないラオ博士に対し、レプカはラナの捕獲を目指します。ラナを危険にさらすと脅せば、ラオ博士もインダストリアに協力せざるを得ないだろうとの考えです。局員に地下街の爆破を指示するレプカ。「そんなことをしたら地下の住民は死んでしまいます」、「かまわん。ヤツらはすでに用なしだ」。地下街を水没させて、ラナが地上に出てきたところを捕らえる作戦です。

 

堪えかねたモンスリーは「そんなことをしてもラオ博士は我々に協力しないと思います」と進言します。表情が一変するレプカ。

 

レプカ:「ほうぉ?何か良い考えがあるのかね、モンスリー君」。

モンスリー:「武器を捨てて、地下の住民たちの安全を保障すると約束するのです。ハイハーバーでは我々を受け入れると言っています」。

レプカ:「私の戦闘員たちは何をしているんだ」

モンスリー:「みんなで麦刈りをしています」

 

裏切りが明らかとなったモンスリーは銃殺刑を命じられます。2人の局員に連行されるモンスリー。最後の別れをしたいとコナンのところに連れていかれます。コナンは壁に金具で手足を固着された状態で囚われていましたが、怪力で壁から離れます。しかし、金具と背中の壁はそのままという・・・(亀のような姿です)。局員に案内されるモンスリー。しかしコナンの姿がありません。正面の壁の色が違うのでおかしいと近寄る局員を壁ごと押しつぶすコナン。もう1人の局員を倒すモンスリー。「今助けてあげる」。局員の落としたリモコンを操作してコナンの金具が外れます。

 

ラオ博士が囚われていること、地下のラナたちが危ないことを知らせるモンスリー。「あなたならここから降りられるわ」と高層の窓をあけたところで銃声。倒れていた局員の放った弾がモンスリーに命中します。大勢の追手もやってくる中、自分はまだやることがあるからとコナンを脱出させます。そこでまた銃声。「死ぬな~!モンスリー!!」。

 

ここでエンディングでした。一見、似ている「アルプスの少女ハイジ」や「母をたずねて三千里」とは随分ちがうスリリングな展開です。

 

ルーケ役が前回は安原義人さんだったのが田中秀幸さんに交代していました。なので、ルーケとラナは再び山田太郎(ドカベン)と水原勇気(野球狂の詩)の再現となりました。

 

 

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