将棋をこれからはじめるお子さん向けに、駒の動かし方を解説しています。ここまで「歩」(ふ)と「香」(きょう)について説明してきました。今回は「飛」(ひ)について説明したいと思います。
「飛」(ひ)は正式には「飛車」(ひしゃ)と呼ばれ、こちらの呼び方もよく使われています。将棋の駒の中で一番攻撃力があることから、とても人気のある駒です。このことから、「ヘボ将棋、王より飛車を可愛がり」という川柳(せんりゅう)もあるくらいですw
それでは「飛」の動かし方をみていきましょう。図1をみてください。前回の「香」は前にどこまでも動かすことができましたが、今回の「飛」は前だけでなく後ろやヨコにもどこまでも動かすことができます。これは「ハサミ将棋」での駒の動かし方と同じです。
飛が盤の一番下にいるときは、動くことができる場所は図2のようになります。
飛が盤のハシにいるときは、動くことができる場所は図3、図4のようになります。
「香」で説明した時と同じように、ほかの駒を飛び越えて動かすことはできません。そのことを図5で確認してください。
次回は「角」の動かし方について説明します。
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