格安スマホ&SIMいろいろまとめ -9ページ目

格安スマホ&SIMいろいろまとめ

MVNO複合代理店の中の人が書く、MVMO関連のレアなネタ・ニュース速報

 今回のMobile Weekly Top10は、3月29日から4月5日までのアクセスランキングを集計しました。今回のトップは、値下げが続くMVNOの料金について取り挙げた石川温氏の「スマホ業界新聞」でした。MVNOが提供している格安SIMは、その名の通り低価格さが魅力。その価格は元の回線を提供しているMNO(大手キャリア)との「接続料」で決まりますが、多くのMVNOに提供しているNTTドコモは、近年その接続料を大幅に値下げしています。しかし2014年度の値下げ幅が予想よりも小さかったため、MVNOの1社であるIIJは業績予想の下方修正を余儀なくされました。

 この4月を迎えるのにあたり、MVNO各社はデータ通信を増やして実質的な値下げ競争を行いました。また横並びだった通話料金の値下げに踏み切るMVNOも登場しています。まだまだユーザーが増えるとみられる格安SIM。果たしてこれからもMVNO間の値下げ競争が続くのか、あるいは違う対抗軸を打ち出すことになるのか? 見極めが難しくなりそうです。

記事:すまホー

格安スマホ.net独自調査のMVNO人気ランキング詳細版だホー

サイトに載せられないところまで、こちらでご紹介だホー
載せられない理由はウチ的な理由=オカネ的な問題でサイトの仕様変更がしづらいからだけだホー

 総合ランキング(SIM+スマホ&SIMセット)

(拡大してご覧ください)

■総合ランキング15位まで並べてみると、端末つきセットの
人気の集中具合がわかりやすいホー

SIM11商品/スマホつきセットが4商品ということで、
まずは自分のスマホに挿せるSIMを、ということかホー?

端末を買おうとすると一気に数万円の出費という場合があるので、
格安さを味わうにはまずSIMから、というのが得策だホー

■総合1位はOCNモバイルONE。
プリペイドを含めて複数のプランがランクイン!

MVNO事業をいち早く開始しているだけに、
ニーズをキャッチするのも早く、すまホー的には違約金がかからない点は
かなりイイ。
国内シェアナンバーワンはだてじゃないホー
※最近違約金の設定の仕方があざとい業者が出てきているホー
つい最近、某Mvnoに実質的に「ウチは最低契約期間/違約金とは謳っていない
から記述削除を」と詰められたホー。実質的な条件で選ぶべきだホー


4月1日から料金据え置きでデータ容量が増量しているので、
迷ったらとりあえずOCNモバイルONE、でいいかもだホー

■楽天モバイル
の勢いがすごい
今回2位になったのは楽天モバイルののZenfone5とSIMセット。
楽天の場合端末代金26,400円は最初に一括支払いをする必要があるけども
スマホ機種としては安くてデザインもGood(実際GOODデザイン賞も受賞)、

Zenfone5を扱っているMVNOは楽天モバイルがはじめてで、
ほかにDMMmobileやNifmoなどが追随しているもよう。
そうなると端末価格に加えて+SIMのサービス勝負!

<ちなみに>
Zenfone5は楽天モバイルでは
ブラックのみ、
NifmoとDMMmobileでは本来の
カラー展開(ブラック/ホワイト/ゴールド/レッド)
から選べるホー。がんばれNifmoとDMMmobile!!

ちなみに楽天のプランは一番お得なベーシックプラン。
090番号での音声通話+200Kbpsで通信し放題という、
完全ライトユーザー向けだホー
200kbpsは実質ほとんど使えないので、10位にランクインしている
月間3.1GBまでのプランがこれから伸びるのでは?


■すまホー的に気になるのがNTTぷららの「二段階定額プラン」。
今回12位にランクインしていて、月額料金は362円or2,362円という二段階。
データ通信は1日100MBまで使えて、ネットをまったく使わない月は
ワンコイン以下、という市場最安レベル。
忙しい日本人にはぴったりだホー

安いという点では15位のワイヤレスゲート480円プランも
見逃せないホー

250kbpsのドコモ3G回線でのデータ通信し放題に加えて、
全国に40,000以上アクセスポイントのある公衆無線LANも
月額無料で使い放題。

知名度的にはちょっと足りないかもだホーが
サービス内容はきわめてシンプル、大手では扱っていない
プランが魅力。気になる人はチェックしてみるといいホー

<ちなみに>
2015年4/1~ 大手の料金改定などにあわせてか
ワイヤレスゲートも料金据え置きデータ容量追加してるホー!


<つづく>
ASCII×デジタルより
http://ascii.jp/elem/000/000/989/989204/

格安SIM、格安スマホ関連の1週間の動きをまとめてお届けしている本連載。先週の注目は、IIJmioの格安SIMの増量。月972円のプランで4月から月3GBに!

半年ぶりに格安SIM界に動きが!?
IIJmioは4月から各プランの通信量を増量

 ここしばらく、データ通信専用の格安SIMと言えば、「月1000円前後の料金で2GBの高速通信が利用可能」というのが定番になっていたが、人気サービスの「IIJmio 高速モバイル/Dサービス」が、4月から高速通信分の増量を発表した。

 従来のプラン名や料金に変更はなく、「ミニマムスタートプラン」(データプラン通信専用SIMで月972円)が月2GB→月3GBに、「ライトスタートプラン」(同、月1641円)が月4GB→月5GBに、「ファミリーシェアプラン」(同、月2764円、SIM3枚まで可)が月7GB→月10GBにそれぞれ変更になる。

 既存ユーザーは4月分から自動的に増量されるほか、SMS機能付きSIM、音声通話付きSIM、BIC SIMについても同様。半年ぶりに通信量の増量に動いたIIJmioだが、他社の追従はある?

VAIO Phone発表 比較的シンプルなミドルレンジ機
SIMセット利用が前提の販売モデル

 「b-mobile」の日本通信が、VAIO株式会社との協業で開発したAndroidスマートフォン「VAIO Phone」を発売する。スペックを見ると、LTEに対応し、5型HD液晶(720×1280ドット)、Snapdragon 410 1.2GHz(クアッドコア)、2GBメモリーなどミドルレンジ級。背面にはガラス素材が用いられているが、基本的にはシンプルなデザインで、ソフトウェアもほぼ素のAndroid 5.0である。

ついに発表されたVAIOスマホ。基本的には日本通信が製造・販売を担当する

 端末はSIMフリーで単体購入も可能だが、5万1000円(税抜)とスペックからすると少々高め(分割時は初期費用3000円+2000円×24回)。ただし、ここには仕組みがあり、VAIO Phone専用SIMとして、b-mobileの音声通話付きSIMが格安で提供される。具体的には通信量に制限が無いプランが月1980円(税抜)、月1GBのプラン(1GB以降は200kbps)が月980円(税抜)。

端末にはVAIOのロゴがある。基本的には素のAndroid 5.0が導入されている

 b-mobileの通信量無制限+音声通話付きSIMの本来の料金は月2780円なので、実質月800円割引。分割払い中の2年間利用すれば、2万円弱割引があると計算できるので、端末の割高感はほぼ無くなるとも言える。

 とはいえ、格安SIM/スマホはシンプルな料金体系と、主要キャリアのような“縛り”が無いのが1つの魅力。一方、VAIO Phoneはユーザー側も内容をしっかり確認して購入する必要がありそうだ。