今回のMobile Weekly Top10は、3月29日から4月5日までのアクセスランキングを集計しました。今回のトップは、値下げが続くMVNOの料金について取り挙げた石川温氏の「スマホ業界新聞」でした。MVNOが提供している格安SIMは、その名の通り低価格さが魅力。その価格は元の回線を提供しているMNO(大手キャリア)との「接続料」で決まりますが、多くのMVNOに提供しているNTTドコモは、近年その接続料を大幅に値下げしています。しかし2014年度の値下げ幅が予想よりも小さかったため、MVNOの1社であるIIJは業績予想の下方修正を余儀なくされました。
この4月を迎えるのにあたり、MVNO各社はデータ通信を増やして実質的な値下げ競争を行いました。また横並びだった通話料金の値下げに踏み切るMVNOも登場しています。まだまだユーザーが増えるとみられる格安SIM。果たしてこれからもMVNO間の値下げ競争が続くのか、あるいは違う対抗軸を打ち出すことになるのか? 見極めが難しくなりそうです。
「Mobile Weekly Top10」バックナンバー
- MVNOの値下げ競争、これからどうなる?
- 格安SIMの疑問に答える新連載がスタート
- イオンスマホに「VAIO Phone」と「Xperia J1 Compact」が登場 京セラのタフネスモデルも
- VAIO PhoneとXperia、そしてApple Watch
- 人気のコンパクトモデル「Xperia Z3 Compact」を徹底レビュー
- ドコモに聞く「ドコモ光」「ドコモ光パック」の優位性
- 「DMM mobile」の強みとは?/孫社長、“弱気”発言の理由
- ドコモ光パックの複雑さ/ISP各社もセット割を提供
- ただのケータイじゃない「AQUOS K」/「LINE」の特集ページができました
- iPhoneブラウザの厳選裏技/“無制限”格安SIMの使い勝手をチェック