8月1日~9月7日までの1か月ちょっとの間、
デルモゾールG軟膏を一日2~3回は患部に塗布していました。
10gのチューブを3本半消費したころ・・・。
頭に出来たマット菌の患部は、いまだに治らず、赤くなってきて、かゆみが強くなりました。
なかなか治らないなと思い、
かかりつけの小児科の先生に、喘息の予防薬をもらうついでに患部を見てもらいました。
先生「何の薬をもらっているの?」
私 「ラノコナゾールという抗真菌剤と、デルモゾールという薬です」
先生「ラノコナゾールは、ジェネリック医薬品だな~。
うちでは、ジェネリックは出していないから、
ジェネリックじゃないやつ(アスタットクリーム)を出すね。
デルモゾールもジェネリックだね。 これは リンデロンと一緒だよ」
私 「え?リンデロン??? ステロイドですか?」
先生「そう、ステロイド。 ステロイドは塗らないほうがいいなぁ。 悪化しちゃうよ。」
えええええええええええええ!!
デルモゾールって、ステロイドだったのか!!!!!!
息子は乳幼児のころ、アトピー気味だったので、ステロイドの薬にはかなり気を使っていたんです・・・。
ジェネリックじゃなくて正規の薬、リンデロンを処方してくれていれば、ステロイドの薬だってすぐに見抜いたのに・・・。
ステロイドは、マット菌(トンズランス菌)などの真菌の治療に使ってはいけない薬だったのです。
もっとちゃんと、マット菌についてネットで調べておけばよかった。
A皮膚科の先生を信頼していたのに、その信頼が仇となってしまいました。
知識がないというのが、こんなに恐ろしいことだったなんて・・・。
マット菌(トンズランス菌)は、水虫と同じ真菌です。
真菌治療にステロイドを使うことは、間違っています。
こちらのサイトにも書いてあります。
↓
田辺三菱製薬「なぜ水虫などにはステロイド剤を使えないの?」
ジュクジュクした病変には、ステロイド外用剤を使用して、症状を落ち着かせてから、真菌の治療にあたるということもあるらしいのですが、
頭にできたマット菌(トンズランス菌)を、頭部白癬と呼ぶそうなのですが、
頭部白癬ができたばかりのころの患部(最初に受診したとき)は、まったくジュクジュクしていなかったんです。
ただ、ハゲができていただけだったのに・・・。
ちなみに、デルモゾールG軟膏のホームページにも下記のことが書いてありました。
<デルモゾールG軟膏の使用上の注意と副作用>
基本的注意
*デキサメタゾンプロピオン酸エステル(メサデルム),デプロドンプロピオン酸エステル(エクラー)の添付文書による
(1)使用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/細菌・真菌・スピロヘータ・ウイルス皮膚感染症/鼓膜に穿孔(せんこう)のある湿疹性外耳道炎/潰瘍(ベーチェット病は除く),第2度深在性以上の熱傷・凍傷
[デプロドンプロピオン酸エステルのみ]動物性皮膚疾患(疥癬,けじらみなど)
(2)その他……
・妊婦での安全性:未確立。大量または長期にわたって使用しない。「薬の知識」共通事項のみかた
真菌に使用してはいけないって書いてある!!!!
もう、最悪。
息子に申し訳ないことをしてしまった。
しかたない、病院を変えよう。
今度こそ、きちんと治療してくれる皮膚科を探そう。
トンズランス菌の完治に成功したお友達に、通院していた皮膚科を教えてもらい、その皮膚科に行くことにしました。
(治療日記その3に続く・・・)