多摩川近くにある東八幡神社を見てきた。
新田神社だと勘違いしていたがこれは東八幡神社と言って
新田神社は別の場所にある神社だそうだ。
もともと建てられたのは建長2年(1250)鎌倉時代と言われている。
江戸時代にはこの辺りは古市場村だったそうだ。
現在の古市場村は川崎市だが、当時は多摩川を挟んでこの辺りまでが古市場だったそうだ。
そしてすごいと思ったのがこの狛犬である。
明治35年社殿が改築された際に奉納された狛犬だそうだが
東京大空襲で神社はすべて焼けてしまった、樹齢600年の大木も焼けてしまったが
この一対の狛犬だけが残ったという。
当時は白の狛犬だったが空襲で焼け焦げてこの色になったという。
東京大空襲の生き残りなのである。
原爆ドーム並みの貴重品だと思った。
すごい!
現在の社殿が復元されたのは昭和46年だそうで
なるほど道理で新しく見えるはずだ。
また神社内には矢口の渡し跡というのがあった。
江戸時代からこの辺りに渡しがあった。
当時は古市場の渡しと言ったそうだ。
道路はさんだ多摩川には看板が1枚だけ立っていた。
昭和24年(1949) 多摩川大橋の開通で廃止された、とあるが
それなら終戦後まで渡しとして使われていたということになる。
それもすごい。
ここに渡しがあったのか。。
そしてサルサの発表会で作ったTシャツ。
脇のところが破れたので捨てることにした。
作ったのは2013年なので私服として12年着たことになる。
長い間ありがとう。