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なおひとずの哲学カフェと観光日記

哲学カフェの開催記録と日帰り一人旅の記録をするブログ。

多摩川近くにある東八幡神社を見てきた。

 

新田神社だと勘違いしていたがこれは東八幡神社と言って

新田神社は別の場所にある神社だそうだ。

 

 

もともと建てられたのは建長2年(1250)鎌倉時代と言われている。

 

江戸時代にはこの辺りは古市場村だったそうだ。

現在の古市場村は川崎市だが、当時は多摩川を挟んでこの辺りまでが古市場だったそうだ。

 

 

そしてすごいと思ったのがこの狛犬である。

 

      

 

明治35年社殿が改築された際に奉納された狛犬だそうだが

 

東京大空襲で神社はすべて焼けてしまった、樹齢600年の大木も焼けてしまったが

この一対の狛犬だけが残ったという。

 

当時は白の狛犬だったが空襲で焼け焦げてこの色になったという。

 

東京大空襲の生き残りなのである。

原爆ドーム並みの貴重品だと思った。

 

すごい!

 

 

現在の社殿が復元されたのは昭和46年だそうで

なるほど道理で新しく見えるはずだ。

 

 

また神社内には矢口の渡し跡というのがあった。

 

 

江戸時代からこの辺りに渡しがあった。

当時は古市場の渡しと言ったそうだ。

 

道路はさんだ多摩川には看板が1枚だけ立っていた。

 

 

昭和24年(1949) 多摩川大橋の開通で廃止された、とあるが

それなら終戦後まで渡しとして使われていたということになる。

 

それもすごい。

ここに渡しがあったのか。。

 

 

 

 

そしてサルサの発表会で作ったTシャツ。

脇のところが破れたので捨てることにした。

 

  

 

作ったのは2013年なので私服として12年着たことになる。

 

長い間ありがとう。

 

 

 

 

オンライン哲学対話#56 終了しました。

 

テーマ「生きる喜びとは何か?」

参加者 9名

 

 

コロナ渦において密を避けろと言っていたが密にならずに人生楽しめる

んかいな、というところから話が始まり

 

いやいや密は苦手だ、一人で読書やアート鑑賞をしてる方が生きる喜びを感じる、

推し活をするのは生きる喜びだ、

モノや星、自然と一体化しているときに生きる喜びを感じる、

 

2000年問題の際に衛生が落ちてきて死ぬと思っていたが実際は落ちてこなくて

死ななかったときに生きる喜びを感じた、

などなど色々な意見がでました。

 

 

今より良くなっていく、成長することに喜びがあるのではという意見もあれば

いやいや成長に依存してしまうと未来に期待するばかりで今を楽しめなくなる、

 

自分は60歳すぎて合気道を始めたがそれは成長や上達を目的としていない

ただやるだけだがそれでもつまらなくはない、

生きる喜びと成長は関係ない、

などの意見もでました。

 

 

また世のため人のために貢献することが生きる喜びになることもあれば

いじめやネットでの誹謗中傷などのネガティブな行為が

生きる喜びになっている人もいる、

などの考えもありました。

 

幸せが自己受容、心の平穏であるのに対し生きる喜びは

衝動的・感情の高ぶりである、とか

自分はあまり生きる喜びを感じていないしこれからも

感じることはないだろう、

などなど。

 

 

総じて「生きる喜び」は個々人によってイメージするところが

みんなバラバラである、というのが何となくの共通見解であったような

気がします。

 

 

 

 

 

 

 

続いてかわさき宿交流館で気になった人2人。

 

●田中休愚(たなか きゅうぐ)。

 

小泉次大夫とともに川崎の恩人と言われているそうです。

 

功績としては

・六郷の渡しの渡船権を獲得し川崎宿の繁栄に貢献した。

 

・川崎周辺の地理や庶民の生活の問題点を記した「民間省要」という書物を書き、

それが八代将軍徳川吉宗の目に留まり川崎の河川事業のたずさわった。

 

・小泉次太夫が築いてから100年以上が経過した用水路の修理や橋の架け替えを

行った。(二ヶ領用水の改修をおこなった人)

 

 

更には

・荒川の水防工事

 

・富士山の宝永大噴火で降砂が積もり、洪水を引き起こしていた神奈川県の酒匂川の

改修工事を行った。

 

・代官に出世した。

 

 

 

●池上幸豊(いけがみゆきとよ)

 

海を陸地に変える殖産興業の先駆者、と書いてある。

 

江戸時代に海を埋め立てて「池上新田」を作った人だそうである。

現在の池上新町と池上町のようである。

 

 

池上新田がどの辺かっていうと池上新田公園の最寄り駅が川崎大師駅だが

徒歩23分とあるのでかなり遠い。

 

コストコとか川崎臨港警察署とかがあるあの辺りのようです。

 

日蓮に帰依して池上本門寺を創建したとされる池上氏の子孫(池上宗仲から数えて24代目)とされ」

とあるからすごいな24代目の子孫とな!!

 

新田開発のほかに当時輸入に頼っていた砂糖の国産化にも尽力したそうです。

 

 

「幸豊の新田開発に参加した村民の多くは貧しい人々であり、新田開発はこうした村民のためのものとし、

新田での収益は雑穀 の貯蔵や村普請の資金、村民への貸付けなどにあてられた。

このような田畑を「義田」といい、四谷上町にある義田稲荷神社は これに由来している。」

 

だそうです。

 

うーん、偉い人がいたものだ。。

めっちゃ感心した。