音声de対話*10 でした。 | なおひとずの哲学カフェと観光日記

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哲学カフェの開催記録と日帰り一人旅の記録をするブログ。

 

音声de対話*10 終了しました。

 

テーマ「哲学者ってどんな人?」

参加者 15人くらい

 

 

そもそも哲学者とは誰か?

 

哲学者と哲学研究者は同じなのか、

大学院を卒業した人はdoctor of phylophy なので哲学者なんではないか、

考えるほど暇な人が哲学者なんではないか

哲学者かどうかは周りの人や後世の人が決めるものである

 

などなど。

 

では哲学とは何なのか?

 

そもそも哲学って定義があいまいである。

自然科学や倫理学や政治思想と境界がよくわからない、

 

哲学的な問い、というのがあって

①今何時ですか?は哲学的な問いではないが

②時間とは何か?は哲学的な問いである

 

 

ソクラテスープラトンーアリストテレスの流れが正式な哲学である

という意見もあれば

ソクラテスとかと同じような事考えていた東洋の思想家も結構いるから

それも哲学でしょ、とか

仏教系の人は哲学者なのかとか

 

ニーチェは文献学者であって哲学者ではないとか色々でました。

 

 

ソクラテスの話が結構でており

「単に生きるのではなく善く生きたい」という彼の言葉について

 

存在論、認識論、倫理もとどのつまり「善く生きる」ための道具である、

いやいやそうではなく存在論、認識論もそれ自体として存在するのだ、

 

善く生きたいというのは人の本能か、

何をもって善いとするか、

善い生き方とは何か、

 

人それぞれの善い生き方がある、

でも人それぞれって言ったら議論する意味がなくなってしまうのでは

ないか、

 

などなど多くの議論がなされました。