桜の葉っぱもかなり落ちていた昨日。

 

腫瘍内科医と緩和ケア医のコラボレーション

癌治療医と在宅医療医のコラボレーション

 

これらに希望を感じるか絶望を感じるかは、癌患者の

経験的実感による。

 

私は、コラボレーションしない在宅医療医、緩和ケア医

の方が良いかな。必要なら、併用可能な人達が最高。

これは、どの科の医師であっても、その人達の性格に

よるところが大きい気もするが・・・・・・。

 

 

コラボレーションについて、ベルトコンベアーを流されて

いるとのだと、無言の映像を想像をしつつ、和やかに微

笑んで物わかりのいい患者を演じないで済む人なら、そ

の人はきっと良い体験か経験が多かったのだろう。

 

そうであるならば、その人にとってはコラボレーションは嘉

すべき事だろう。

 

 

医師は自分の科こそ「最高の治療」と絶えず同業者に認証

してほしいものなんだろうか?

 

「最高の治療」?ってなんだろう。

 

患者にとっては、眼を見て話し、患者の涙にも悲哀にもた

じろがず、見捨てず何かを考えようとしてくれる医師が、

「最善の医師」である。何科であろうと。宣伝はいらない。

 

医師の中には患者を甘く見すぎている人も居るのかもしれ

ない。患者は医師の考える通りに全てすべきであるとか・・・・。

 

 

 

 

日本の安楽死議論は、容易に安楽死させたい議論に

転換しうる。

 

尊厳死法の制定で、患者と医師の両方をまず守れば

いいのに・・・・。そう思う。

 

 

高校時代から大学時代は、深沢七郎の本が好きでよく読

んだ。名作「楢山節考」。映画も凄かったなあ。

 

子ども時代は、「姨捨伝説」やら、姨捨を止めさせたお殿

様が出て来る民話も読んだ。

 

安楽死議論は、安楽死させたい議論に容易に姿を変える

だろう。やがて、新姨捨法案登場・・・・。