統計の数字を盾に説明をする医師が、同じステージ、同じ癌腫
の患者に対して、抗癌剤が出来る場合と出来ない場合の説明
に関しては、「個別性」を持ち出す。
だから、終末期医療の周辺の医師は、患者から和やかに笑顔で
「不信」の眼を向けられるのだ。
何が、「伴走者」だ。
統計を盾に説明するなら、統計を元に、同じ癌腫、同じステージ
で抗癌剤が出来る出来ないを説明すべきだろう。
怪しく危ない治療に、いったい、誰が追い込んでいるのだ?
統計の数字の意味、個別性の意味を、きちんと患者に説明して
いない治療医じゃないのか?
医師は患者を助けない。
医師は医師を助ける。
危うい所に追い込まれるのは、患者が悪い。
結局は、そういうことだ。
だから、コラボレーションに期待など夢物語。
何が「伴走者」だ。
自分に酔うのも、大概にすればいい。
医師とって都合の良い統計上の数字、個別性、なのか。
軽々しく「伴走者」だなんて、酔わないで貰いたい。