私の財布の中には、今も1枚のカードが入っている。
臓器提供意志表示カードです。
発病する前に、意志を固め、主人と相談して私と主人とで署名してあります。
べ病に認定されたのがH12・10月なので、
発病の1年前に記入して持っていました。
「移植可能なものは全て」 と書いて。
偽善者と言われるかもしれないけれど・・・
最初、主人は、反対していたけど・・・
もし、私や、兄弟や、大切な甥っ子姪っ子が
移植で助かる病気になった時、ドナーが居ない為に、助からなかったら?
命を失った体でも、何か役に立てるなら・・・。なんて思っていたけど・・・
今の私は、ヨーロッパ旅行に行って無くても、献血も出来ない。
こんなカード持っていても、実際は何の役にも立たない。
でも、気持ちだけは、「助けられてばかりいる私でも、
もしかしたら、人を 助けられるかも・・」なんて思っていたい。
早く、この病気が完全に治せる時が来て欲しいです。