「新海さん、まだ足に目がついてないな」
これは昔、造園の親方に言われたことばです。
庭師の仕事をやってみたくて
二十歳のころ3年、週2日、
庭師の仕事をしていたことがあります。
そのまだ入りたてのころ、
「事件」が起きました(」°ロ°)」
木にかけた竹製のハシゴから降りるとき、
うっかり地面にあった太いクギを踏み抜いてしまったんです!!
「うぐっ、つ~~!」~(>_<。)
地下足袋なのでぐっさりです
(思い出してもゾクッとします)
親方が近づいてきたので、
「大丈夫かっ?!」
と 血相かえて心配してくれるのかと思いきや、、、
出てきた言葉はなんと冒頭の
「新海さん、まだ足に目がついてないな」
あまりに予想とはかけ離れた言葉。
あんまりですよ、親方~( ̄○ ̄;;)
実は、こういうことって、
入りたての素人にはよくあることらしく、
親方にとってはとりたてて大騒ぎするような
ことではなかったみたいです。。。
でもそのときのぼくにとっては
かなりオオゴトだったんで、
もうちょっと優しい言葉が欲しかったかなあ。。。( ̄(エ) ̄)ノAre you OK?
あ、そうそう、
親方のために言っておきますけど、
親方はとても面倒見のいい、やさしい人でしたよ。
ときは流れ、
庭師を続けているうちに造園仕事にもなれてきて、
足元の注意は怠らなくなってきました。
そして3年経ったころには、
たしかに親方の言うとおり、
足の裏に目でもついているみたいになっていました。
障害物や危険物を実際に目で見なくても、
知らないうちによけているようになるものなんです。
からだって、
すごい機能が備わってるものだなあってつくづく思います。
何でも経験を重ねていけば、第六感としか呼べないような
不思議な能力を発揮しだしてくれます。
前回の記事、竹の子センサー発動!でも似たようなことを書きました。
よかったらそちらも読んでみてくださいね!


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感覚を研ぎ澄ますことって
それなりの年月と修練が必要だと思います。
時間をかけることそのものが、
人が成長する上で大切なことだとも思っています。
ただ、そんなことを大切にしたうえで、
長年やって身につくような感覚、感性、心境などの基本、原理を
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身体の動き、心の動きを繊細に感じてみる
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気づきとアウェアネスの技術~覚技ワークス主宰★新海正彦