出版記念パーティで西任さんと at Aoyama
「ひらがな」で話す技術という本を書いた
西任暁子さんという方がいます。
ラジオのDJ、ジャズのシンガーと多彩なお仕事をしていて、
現在は講師としても活躍されている女性です。
ラジオって、どんな人が聞いているかわりません。
ラジオのDJを長年やっていて気づいたことの一つが
ひらがなで話すということだったそうです。
著書の中にこんなことが書いてありました。
たとえば「効果」ということばを聞いたときに
わたしたちはどうしているかっていうと、、、
こ→う→かという順に耳にして、
あいての話している内容から察して、
「こうか」は「効果」という漢字のことだなと判断します。
「こうか」といっても、
高価、硬貨、降下といろいろありますからね。
話の筋を追いつつ、
漢字変換もしているのでけっこう大変(」°ロ°)」
だったら「こうか」ではなく「ききめ」といったほうが伝わりやすい。
漢字変換→意味さがしの工程がひとつへりますものね。
ちなみに漢字でしか伝えられないことばだったら、
別の言い方をして伝える。
西任さんは日ごろからこんな努力をしてきたそうです。
勉強になりまっす(`^´ゝ
「ひらがなで話す技術」の本は
話をすべてひらがなにしましょう!
と言っているわけではありません。
このちょっとした気遣いをすれば、話がだんぜん相手に
伝わりやすくなるということなんですね(^|0|^)!
前回の記事ではやまとことばのことを書きました。
やまとことばって、
人の情感、感じ方、からだのしぐさ、
などをよく表していて味わい深いなあって思うんです。
やまとことばは、
豊かな広がりのある古くからある日本のことばです。
だから使えるところでは
なるべく使っていきたいなと思うわけです。
ひらがなことばとやまとことば。
話しているほうも聴いているほうも、
あたまも気持ちがやわらかくなると思うんです。
話していて気持ちがやさしくなる気がするし。
そのうえ伝わりやすいというのなら、なおさらです。
ちなみに、
「やまとことばで話そうよ運動!」
をしているわけではないので念のためヾ(^o^;)
「ひらがな」で話す技術/西任暁子

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気づきとアウェアネスの技術~覚技ワークス主宰★新海正彦