昨日は、
「変わろうとしない」
「変わる状態をつくる」って話でした。
その「変わる状態をつくる」ための方法の一つとして
「周囲の音を全部聴くこと」というのを紹介しました。
ついつい繰り返しちゃうクセやパターンは、
やめようしないで、そのままやっていてかまわない。
大事なのは、
そのとき同時に、「周囲の音を全部聴く」ことをするんですね。
これが変わる状態をつくっていることになるんです。
前回の記事はコチラ⇒
これは新しい習慣作。
習慣なので身につくまで
少し時間が必要ですが、ぜひやってみてくださいね。
先日ワークショップに、
「人前に出ると緊張してしまうので何とかしたい」
という男性の方がいらっしゃいました。
確かに緊張しているのが傍から見ても伝わってきます。
そこで「周囲の音を全部聴く」をやったのですが、
しばらくやっていると彼の顔つきが
とても穏やかになって見違えるような顔。
「周りにいる人の顔がやっとまともに見れました」と言っていました。
後日、その男性からご連絡をいただいて、
「会社のミーティングの時、
やはり最初は緊張してしまったのですが、
あの感じを思い出して、周囲の音を聴いていたら、
いつもとぜんぜん違う気分でミーティングを
すすめることができました!」
とのこと。よかったです!
感じさえつかめればいつでも使えるようになります。
この「感じ」をつかむまでの辛抱ですね。
昔、落語家の桂小金治が話のなかで、
「努力の上に、辛抱という棒を立てるんだ。
この棒に花が咲くんだよ」
みたいなことを言ってましたっけ(古;)
辛抱はしなくていいですが(笑)、
慣れてしまえばこっちのもんです。
チャレンジしてみてくださいね。
覚技ワークス主宰 新海正彦