新しい習慣づくり! | 覚技ワーク~注意の行き届いた自然体★新海正彦

覚技ワーク~注意の行き届いた自然体★新海正彦

覚技(かくぎ)とは、さまざまな心理療法に、武術や音楽やシャーマン的テクニックを取り入れた、こころとからだに目覚めをもたらすトレーニング・メソッドです。

昨日は、

「変わろうとしない」

「変わる状態をつくる」って話でした。

その「変わる状態をつくる」ための方法の一つとして

「周囲の音を全部聴くこと」というのを紹介しました。


ついつい繰り返しちゃうクセやパターンは、

やめようしないで、そのままやっていてかまわない。

大事なのは、

そのとき同時に、「周囲の音を全部聴く」ことをするんですね。

これが変わる状態をつくっていることになるんです。

前回の記事はコチラ⇒

これは新しい習慣作。

習慣なので身につくまで

少し時間が必要ですが、ぜひやってみてくださいね。


先日ワークショップに、

「人前に出ると緊張してしまうので何とかしたい」

という男性の方がいらっしゃいました。

確かに緊張しているのが傍から見ても伝わってきます。

そこで「周囲の音を全部聴く」をやったのですが、

しばらくやっていると彼の顔つきが

とても穏やかになって見違えるような顔。

「周りにいる人の顔がやっとまともに見れました」と言っていました。


後日、その男性からご連絡をいただいて、

「会社のミーティングの時、

やはり最初は緊張してしまったのですが、

あの感じを思い出して、周囲の音を聴いていたら、

いつもとぜんぜん違う気分でミーティングを

すすめることができました!」

とのこと。よかったです!


感じさえつかめればいつでも使えるようになります。

この「感じ」をつかむまでの辛抱ですね。


昔、落語家の桂小金治が話のなかで、

「努力の上に、辛抱という棒を立てるんだ。

 この棒に花が咲くんだよ」

みたいなことを言ってましたっけ(古;)

辛抱はしなくていいですが(笑)、

慣れてしまえばこっちのもんです。

チャレンジしてみてくださいね。

                   覚技ワークス主宰 新海正彦